機動戦士ガンダムSEEDフリーダム

2024年1月26日に劇場版映画として公開された「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」の映画内容をネタバレ考察しています。

また、感想はひどいのか?面白いのか?評価レビューをまとめています。ネタバレを含みますので、映画を鑑賞して無い方はご注意ください。

「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」映画感想評価レビュー!映画ひどい?

映画「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」ですが、内容がひどいと感じている人が多いようです。特にキャラクターの描写やストーリー展開に関して、多くのひどいという感想を見かけます。

多くのファンは、映画がキラやラスクなどのキャラクターの成長や戦後の葛藤を描くことを期待していましたが、実際には恋愛に焦点を当てた内容になっており、多くのファンを失望させたようです。

特にラクスのキャラクターは、愛というテーマを中心に展開されていますが、その描写は現実離れしており、多くの人には受け入れがたいものでした。

また、映画の脚本や演出に関しても、ひどいという感想・批判を見かけます。元々の「機動戦士ガンダムSEED」アニメシリーズの脚本家が亡くなったことにより、映画の質が大きく低下したと感じるファンも多く、キャラクターの感情の機微が失われ、単純で薄っぺらい言動が繰り返されるようになったと指摘されています。

さらに、敵キャラクターの描写にも深みがなく、全体的に物語の質が低下したとの声が多く聞かれます。

劇場版映画「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」の評価は非常に分かれており、一部のファンはキャラクターやメカのデザインを評価していますが、多くの人は映画の内容にひどい感じ、ガンダムSEEDシリーズのファンとしては見ない方が良いと感じています。

全体的に、映画は期待を裏切る内容であり、多くのファンにとってはひどい結果となったようです。

「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」映画内容ネタバレとあらすじ

映画の概要と物語の背景

タイトル 劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
読み方 げきじょうばん きどうせんしガンダムシード フリーダム
原作 矢立肇
富野由悠季
監督 福田己津央
脚本 両澤千晶
後藤リウ
福田己津央
上映日 2024年1月26日
上映時間 124分
配給 バンダイナムコフィルムワークス
松竹

劇場版映画「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」は、“平成のファーストガンダム”と呼ばれる「機動戦士ガンダムSEED」とその続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の精神を受け継ぎつつ、新たな展開を見せる作品です。

初作「機動戦士ガンダムSEED」は最高視聴率8.0%を記録し、続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は最高視聴率8.2%を記録しました。シリーズの累計パッケージ販売数は400万本以上にのぼります。

本作は、2002年から2003年に放送された「機動戦士ガンダムSEED」と、2004年からの続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の後、約18年の時を経てファンの熱い期待の中、ついに映画館のスクリーンに登場しました。

「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」の映画内容あらすじとしては、C.E.75年を舞台に展開する物語です。この時代は、地球連合軍とザフトの戦争が混迷を極める中、中立コロニーのヘリオポリスで暮らすコーディネーターの少年キラ・ヤマトが戦いに巻き込まれるというストーリーから始まります。

物語の中心となるキャラクターと事件

物語の中心には、キラ・ヤマト、ラクス・クライン、シン・アスカ、アスラン・ザラといったキャラクターがいます。ラクスは新組織「コンパス」の初代総裁として登場し、キラもその一員として活動します。

コンパスは、戦火に揺れる世界での平和の維持を目的としています。一方、新興国ファウンデーションとブルーコスモス盟主ジブリールは連合としてプラントに開戦を仕掛けます。

この混沌とした状況の中、オーブで政略結婚を迫られるカガリは、フリーダム搭乗のキラによって誘拐され、彼らは第三勢力として戦いに参加します。

プラントの指導者デュランダルは、連合の虐殺を公表し、軍需産業ロゴスを悪の元凶として打倒を宣言します。シンはステラの死によりキラを憎み、デスティニーガンダムでアスランに勝利を収めますが、デュランダルは偽ラクスのミーアによって人民を惑わせます。

仮面の男ネオは記憶を取り戻すムウ・ラ・フラガであり、カガリからアカツキを受け取り出撃します。

最終的には、デュランダルがキラとアスランたちに破れ、クルーゼのクローンであるレイに撃たれ、レイとタリアと共に死亡します。最後にラクスが停戦を発表し、物語は終わりを迎えます。

本作の魅力とおすすめポイント

映画「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」は、前作からの続編としてキャラクターたちの成長と戦いを描き、新たな展開と深い感情の動きを見せます。

特にキラやアスラン、ラクス、シンといった人気キャラクターたちの心理的な葛藤や成長は、印象深いです。また、戦闘シーンやモビルスーツのアクションは迫力満点で、ガンダムシリーズのファンはもちろん、アクションを重視する視聴者にもおすすめできる作品です。

そして、シリーズを通して続く、愛と平和を求めるテーマは、多くの視聴者にとって心に響くメッセージを持っています。

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「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」映画ネタバレ考察

物語と主要キャラクター

「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」は「ガンダムSEED Destiny」の後を描く作品で、コズミック・イラ75年を舞台にしています。物語の中心はキラ・ヤマトとラクス・クライン、そして彼らが直面する新たな試練です。

この作品では、新しいキャラクター、オルフェも登場します。彼はテレパシー能力を持ち、キラを一時的に洗脳するなど、物語に深みを加えています。

物語には、様々なモビルスーツの登場と戦いが描かれています。キラは「ライジングフリーダム」から「ストライクフリーダムガンダム弍式」、そして「マイティストライクフリーダムガンダム」へと機体を変え、アスランも「赤いズゴック」から「インフィニットジャスティスガンダム弍式」へと乗り換えます。

シン・アスカは「イモータルジャティス」、ルナマリアは「インパルスガンダムspec II」を操り、戦闘を繰り広げます。

物語の展開とクライマックス

物語の中では、ファウンデーションという新興勢力が登場し、アークエンジェルはその罠にはまり、撃沈されますが、艦長マリューはなんとか無事でした。アスランは赤いズゴックで登場し、ブラックナイトとの戦闘でキラを救出します。

また、物語ではキラの独断行動が大きな波紋を呼び、コンパスとの間の戦いが激化します。その中で、アスランは新しいジャスティスのビームサーベルで敵を打ち破ります。

ストーリーは、SEEDの象徴的な場所であるオーブの島でクライマックスを迎えます。キラたちは、ストライクフリーダム、デスティニーガンダム、インパルスガンダムといったモビルスーツを駆使し、最終決戦に挑みます。

物語は、新たな技術と表現方法を取り入れ、シリーズの前作に匹敵する壮大なスケールで描かれています。

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「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」映画感想評価レビュー!面白い?

映画「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」の内容がひどいと感じるファンがいる一方で、面白いと感じる人の意見もまとめてみました。

キャラクターとストーリー展開

「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」を見た感想は一言で言うと、心が揺さぶられる作品だったと思います。シリーズのファンとしては、キラやアスラン、ラクスといったおなじみのキャラクターたちが新しい試練に立ち向かう姿に、胸が熱くなりました。

特にキラの成長は顕著で、彼の内面の変化が物語全体に深い影響を与えていると感じました。

しかし、新キャラクターのオルフェに関しては、感情が分かれるところです。テレパシー能力を持ち、キラを洗脳するシーンはドラマチックでしたが、物語に彼がどう絡んでくるのか最初は不透明でした。

徐々に彼の存在感が増していく過程は見応えがありましたが、個人的にはもう少し彼のバックストーリーに触れて欲しかったところです。

ストーリーに関しては賛否両論ありそうな印象です。物語が軽くてひどいと感じる人もいれば、キャラクターたちの感情の動きに焦点を当てた深みのある物語と感じる人もいるでしょう。

個人的には、キャラクターたちの内面に焦点を当てたストーリー展開は新鮮で、ガンダムシリーズの新たな一面を見たような気がしました。

モビルスーツバトルは最高!音楽も良い

モビルスーツのバトルシーンに関しては、もう言うことなしです。キラの「ライジングフリーダム」から「マイティストライクフリーダムガンダム」への乗り換えや、アスランの「赤いズゴック」での活躍など、どのシーンも手に汗握るものでした。

特にアスランがズゴックでブラックナイトと戦うシーンは、まさに圧巻で、画面から目が離せませんでした。

音楽に関しては、西川貴教と小室哲哉が手掛けた主題歌「Freedom」や、See-Sawのエンディングテーマ「去り際のロマンティクス」は、物語の雰囲気とマッチしていて、感動を一層引き立てていました。

特に「Freedom」は、キラやアスランたちの戦いを象徴するかのような力強さがあり、映画の世界観をより深く感じさせてくれました。

「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」映画の声優キャストを紹介

「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム(FREEDOM)」は、ガンダムシリーズの新たなページを飾る劇場版作品で、その魅力は卓越した声優陣によってさらに高められています。

主役のキラ・ヤマトをはじめとするキャラクターたちが、熟練の声優たちによって生命を吹き込まれています。

主要キャストの紹介

・キラ・ヤマト(声優:保志総一朗)
保志総一朗さんは、その独特の声質で多くのファンを魅了する声優です。代表作には「アイドリッシュセブン」の百や「最遊記」の孫悟空、そして「機動戦士ガンダムSEED」でのキラ・ヤマト役があります。その他、「戦国BASARA」での真田幸村役など、数多くの人気作品で活躍しています。

・ラクス・クライン(声優:田中理恵)
田中理恵さんは、繊細かつ力強い演技で知られ、「機動戦士ガンダムSEED」でのラクス・クライン役をはじめ、「ローゼンメイデン」の水銀燈役など、多くの作品で重要な役を演じています。

・アスラン・ザラ(声優:石田彰
石田彰さんは、豊かな表現力と存在感で知られており、「銀魂」の桂小太郎役や「新世紀エヴァンゲリオン」の渚カヲル役など、多数の名作アニメに出演しています。

・カガリ・ユラ・アスハ(声優:森なな子)
森なな子さんは新たにカガリ役を担当し、その瑞々しい演技で作品に新たな風を吹き込んでいます。

・シン・アスカ(声優:鈴村健一
鈴村健一さんは、その温かみのある声質で多くのキャラクターに命を吹き込んでおり、シン・アスカ役に新たな魅力を与えています。

新キャラクターとその声優陣

・オルフェ(声優:下野紘
下野紘さんは、新キャラクターのオルフェを演じ、作品に新たな色彩を加えています。長い間愛されてきたシリーズへの参加は、彼にとっても大きな挑戦であり、その演技は観客にとって見逃せないポイントとなっています。

・シュラ(声優:中村悠一
中村悠一さんは、シュラ役を務め、その存在感のある声でキャラクターを際立たせています。

・イングリット(声優:上坂すみれ
上坂すみれさんは、イングリット役を演じ、その繊細かつ力強い演技で作品に深みを加えています。

まとめ

「機動戦士ガンダムSEEDフリーダム」は、ガンダムシリーズの新たな魅力を感じさせる作品だと思います。

キャラクターたちの成長、心理的な葛藤、そして壮大なモビルスーツの戦闘シーンなど、見どころが満載です。物語の解釈は人それぞれかもしれませんが、シリーズのファンなら一度は見ておくべき作品ではないでしょうか。