マイナポイントとは?お得?

2022年6月30日より申請が始まったマイナポイント第2弾とはどのような制度なのか?お得な受け取り方を紹介しています。

また、最大2万円ぶんのポイント付与日は、いつからいつまでに申請すれば良いのかもまとめていますので、オトクなポイ活生活にお役立て下さい。

マイナポイント第2弾とは?

最大2万円ぶんのポイントを受け取れるキャンペーン

お金

マイナポイントとは、マイナンバーカードを取得し、各種サービスに申込み・登録を行うことで、最大2万円ぶんのポイントを受け取ることができる事業です。

本事業は政府が推進しており、主に「マイナンバーカードの普及」「消費の活性化」「キャッシュレス決済サービスの基盤構築」を目的としています。

第1弾は最大5,000円相当のマイナポイントを受け取れた

マイナポイント第1弾は、2020年夏から受付を開始しており、キャンペーン内容としては、マイナンバーカードを取得し、キャッシュレス決済サービスと紐づけすることで、最大5,000円ぶんのマイナポイントを受け取れるというものでした。

第1弾のキャンペーンは、当初2021年3月までが期限となっていましたが、その後2021年12月まで期限が延長。そして、2022年にはマイナポイント第2弾の実施に伴い、第1弾の内容も復活。

まだ、マイナンバーカードを申請していない人は、新規に取得し、キャッシュレス決済サービスと紐づけることで、最大5,000円ぶんのマイナポイントを受け取ることができます。

なお、すでにマイナンバーカードを取得しているものの、マイナポイント第1弾に申し込んでいない人も対象です。

第2弾では最大15,000円ぶんのマイナポイントを受け取れる

そして、すでにマイナンバーカードを取得している人も、これから取得する人も恩恵を受けることができるのが、マイナポイント第2弾となります。

マイナポイント第2弾の内容
  • マイナンバーカードを健康保険証として利用登録で7,500円相当のポイント付与
  • 公金受取口座を登録で7,500円相当のポイント付与

マイナポイント第2弾の概要は上記の通りで、「健康保険証登録」と「公金受取口座登録」の2種類があります。

「健康保険証登録」はその名の通り、マイナンバーカードを健康保険証の代わりに利用できるようになるもので、病院や薬局などでの窓口提示はもちろん、マイナポータルサイトで医療費や医療費控除の手続き簡素化などが行えるようになります。

ただし、現状、対応している医療機関や薬局は2割程度で、さらにマイナンバーカードを健康保険証の代わりとして使うと、窓口負担が9~21円増えます。

まだ、マイナンバーカードを健康保険証の代わりに使える制度は始まったばかりのため、現時点ではあくまでマイナポイント7,500円相当のポイント受け取りが目的。

実際にマイナンバーカードを健康保険証の代わりとして利用するのは、もう少し制度が整ってからにした方が無難かもしれません。

メンテナンス

そして、「公金受取口座登録」は、政府が給付金を支給する際に、受け取る銀行口座を事前に登録しておくものとなります。

2020年春には新型コロナウィルスの感染拡大により、国民全員に1人あたり10万円が支給されましたが、支給までに時間がかかったのは記憶に新しい所です。

マイナンバーカードを通して、公金受取口座を紐づけておくことで、スピーディーな支給が可能となります。

どうしてもマイナンバーカードと銀行口座を紐づけするのは、「国に預金残高を把握されるのでは?」という懸念もあると思いますが、公式にはあくまで登録されるのは口座情報だけで、預金残高が国にチェックされることはないとされています。

マイナポイント第2弾の2万円付与日はいつからいつまで?

マイナポイント第1弾と第2弾合わせて、最大2万円のポイントをもらえるキャンペーンですが、期限はいつからいつまでとなるのかをまとめていきます。

マイナポイント第2弾の申込み期限
  • マイナンバーカードの申込み期限:2022年9月30日
  • マイナポイント申込み期限:2023年2月28日

「マイナンバーカード」と「マイナポイント」で申し込み期限が異なる点に注意が必要です。特にマイナンバーカードの申込み期限は2022年9月30日と短めです。

あくまで申し込みの期限で、受け取りの期限ではないため、2022年9月30日までにマンナンバーカードの申請をすればOKです。ただし、マイナンバーカードの発行には時間がかかるため、早めに申し込んでおいた方が安心です。

マイナンバーカードを入手できれば、その後の「キャッシュレス決済サービス選択」「健康保険証登録」「公金受取口座登録」は簡単です。

いずれも手続き自体は10分もあれば完了できるため、マイナポイント申込み期限である2023年2月28日までに申請を完了させましょう。

なお、実際のポイント付与日は、選択したキャッシュレス決済サービスによって、異なります。こちらは申請したキャッシュレス決済サービス会社のキャンペーン内容を良くチェックしておきましょう。

マイナポイント第2弾のお得な受け取り方

家族

最大2万円受け取ることができるマイナポイントですが、このままでは使うことはできません。キャッシュレス決済サービスと紐づけすることにより、各キャッシュレス決済サービスのポイントとして使用することができます。

例えば、WAONであればWAON用のポイントとして、楽天カードであれば楽天ポイントで受け取る形になります。

そのため、各キャッシュレス決済サービスは、自社のサービスでマイナポイントを申し込みしてもらうために、独自キャンペーンとして、ポイントを上乗せしてくれることがあります。

マイナポイント第1弾では、最大1,000円~2,000円ぶん相当のポイント上乗せキャンペーンを実施しているサービスがありました。

マイナポイント第2弾では、「au Pay」や「WAON」、「Suica」などが独自の上乗せキャンペーンを打ち出しています。

これから各キャッシュレス決済サービスの、顧客囲い込みキャンペーンが活発化してくると思いますので、ひとまずマイナンバーカードだけ申請しておき、マイナポイントの申請は各社のキャンペーンが出揃ってから、選択しても遅くはないでしょう。

まとめ:マイナポイントは活用すべし

本日のおとく情報
  • マイナポイント第2弾は最大2万円相当のポイントがもらえる
  • 申請期限はマイナンバーカードが2022年9月末、マイナポイントが2023年2月末
  • マイナポイントの申請は各社のキャンペーンを見てから

マイナポイント第2弾ですが、最大2万円相当のポイントがもらえるということで、受け取らない手は無いかなという印象です。

1人あたり最大2万円ぶんとなるため、夫婦なら最大4万円、家族4人なら最大8万円ぶんのマイナポイントを受け取ることが可能です。

現在は世界的にインフレが進んでおり、家計への影響も少なくないため、少しでも受け取れるものは受け取っておきたいですね。

また、各キャッシュレス決済サービスの上乗せキャンペーンを活用することで、よりお得にポイントを受け取れるため、よく吟味してキャッシュレス決済サービスを選択しましょう。