MFゴースト

「頭文字D」の続編として前作ファンからの期待も大きかった「MFゴースト」のアニメ1期ですが、現時点ではひどいつまらないという感想を多く見かけます。

視聴者が面白くないと感じてしまう理由を、前作「頭文字D」との比較も踏まえながらまとめてみました。

【MFゴースト】ひどいつまらない?面白くないと感じる4つの理由

レースシーンの迫力不足

「MFゴースト」は、レースを軸にしたストーリーであるにも関わらず、レースシーンが不足しているという点がつまらないと感じる人が多いようです。

ファンはレースの緊張感や迫力、ドライバーの技術や戦略を描いたシーンを期待していましたが、これらが十分に描かれていないと感じています。

特にレースのクライマックスや重要な局面でのカットや省略が多く、物語の中心であるはずのレースの興奮やドラマが伝わりにくいという問題があります。これにより、レースを楽しみにしていた視聴者の期待を裏切る結果となってしまっています。

また、CGを用いた車の動きやレースの演出が、現実のレースの緊張感や興奮を十分に伝えきれていないとの意見があり、これが「MFゴースト」が面白くないと感じる要因の一つになっています。

恋愛要素が過剰すぎる

「MFゴースト」における恋愛要素の過剰さも、ひどいつまらないと感じる要因の一つになっています。レースというスリリングなテーマに対して、恋愛ドラマが前面に出過ぎていると感じる人がいます。

特に主人公カナタ・リヴィントン(片桐夏向)の恋愛関係がストーリーに大きく関わってくることで、レースの魅力が薄れてしまっているという感想があります。

恋愛要素が物語の主軸を占めることにより、レースファンとしては物足りなさを感じ、物語の本質から逸脱しているとの声も上がっています。

作画がひどい

「MFゴースト」のアニメに関して、作画がひどいという批判も多いです。ただし、作画がひどいというのは、「頭文字D」の頃から言われいていたことです。

原作者のしげの秀一さんは、車に対する知識もあり、ストーリーも面白いのですが、作画に関しては、お世辞にも上手いと言えません。これはアニメ化による劣化ではなく、原作漫画から元々ひどいのです。

「頭文字D」のアニメから見ている人は、作画がひどくてもレースシーンが面白いので受け入れていると思いますが、「MFゴースト」から見始めた人にとっては、他のアニメと比較して、作画がひどいと捉えられてしまうのも無理はないかもしれません。

キャラクターの魅力不足

「MFゴースト」のキャラクターに対する魅力の不足も指摘されています。主人公の主人公カナタ・リヴィントン(片桐夏向)は、英国からの留学生であり、「頭文字D」の藤原拓海に師事した経歴を持ちます。

しかし、彼のキャラクターに深みが欠けているとの声が多く、視聴者に強い印象を残せていないようです。

また、ヒロインの西園寺恋(さいおんじれん)は、一目惚れしやすい性格で、その行動が平凡に感じられることも指摘されています。これらのキャラクターの表現が、物語への没入を妨げているとの感想が見受けられました。

キャラクターデザインの変化に対する批判も多く、特に顔のパーツや輪郭に違和感を覚えるとの意見があります。「頭文字D」との比較で、キャラクターの描写が劣化したと感じるファンもいるようです。

ただし、「頭文字D」の時から、キャラデザに対する評価は高くなかったため、ここはひどいつまらないと感じる大きな要素にはなっていないのかもしれません。

ストーリーの進行の遅さ

「MFゴースト」のストーリー進行の遅さも、視聴者からつまらないと感じられている要因一つです。レースシーンへの期待が高まる中、物語の進行が遅く、特にレースに至るまでの展開が長引いていると感じる視聴者が多いです。

これにより、物語に対する没入感が損なわれ、視聴者の期待感が薄れてしまうという問題があります。また、物語のテンポが遅いために、物語の中での重要なイベントやクライマックスに至るまでの間に、視聴者の興味が薄れてしまう可能性もあります。

【MFゴースト】前作「頭文字D」との比較から、ひどいつまらない点を考察

主人公の藤原拓海が引退している

「MFゴースト」では、「頭文字D」の20年後を舞台にしており、「頭文字D」の主人公・藤原拓海が事故で引退し、レーシングスクールの講師として登場する設定があります。

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この設定について、ファンからは失望の声が上がっています。拓海がプロのドライバーとして活躍することを期待していたファンにとって、この展開は受け入れがたいものであり、物語への共感を損ねる要因になっているようです。

ファンとしては「頭文字D」のその後、アフターストーリーとして藤原拓海が活躍する物語を見たかったのかもしれません。

ドライビングテクニックの描写が少ない

「頭文字D」における熱いレースシーンやドライビングテクニックの描写と比較して、MFゴーストではそのような魅力が薄れているため、ひどいつまらないと感じるファンもいます。

前作では、トヨタ・ハチロクのような馬力の低い車が、藤原拓海の神業のようなドライビングテクニックによって、GT-R32やランエボのような馬力が高い車に勝利する過程が好評でした。

また、溝落としのようなドライビングテクニックを使って、高級車を抜き去る姿も爽快でした。

「頭文字D」のファンからすると、新作に対する期待と実際の内容のギャップが大きいという点が、物語への没入を妨げる要因になっている可能性があります。また、前作の持つ独特の雰囲気やテンションが新作には不足していると感じる人もいるようです。

高級車の多用による現実味の欠如

「MFゴースト」では、日産GT-Rやポルシェ911などの高級車が多数登場します。これに対し、読者からは現実味が薄れ、共感を得にくいとの指摘があります。

「頭文字D」では、トヨタAE86や日産シルビアなど一般的な乗用車が中心であったため、そのギャップが批判の一因となっているようです。

まとめ

ここまで「MFゴースト」のアニメがひどいつまらない、面白くないと感じてしまう理由や、前作「頭文字D」との比較をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

やはり、「頭文字」ではハチロクが藤原拓海のドライビングテクニックによって、モンスターマシンに次々と勝利を収めていくバトルが熱かった印象があります。

「MFゴースト」では登場する車種やキャラクターも多くなり、カナタ・リヴィントン(片桐夏向)視点のバトルが少ないのも残念な点です。

高級車がストレートで馬力を活かして追い抜いていくだけのバトルほど、ひどいつまらないものは無いので、もう少し低馬力車が高馬力車を追い抜くシーンを中心に物語を展開して欲しいですね。

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