成の次の元号は令和

平成の次の新元号が発表され、令和(れいわ)となることが決まりました。果たして意味や由来はどのようになっているのか?

また、平成はいつまで続くのか?最後の日はいつになるのかを掲載していますので、参考にしてください。

平成の次の元号は令和(れいわ)!

成の次の元号は令和
出典:Yahooニュース

2019年4月1日の9:30より有識者会議が行われ、11:30に菅義偉官房長官より、平成の次の元号が「令和(れいわ)」となることが発表されました。ローマ字表記では、「Reiwa」となります。書類に記載する時の頭文字は「R」になりそうです。

事前に新元号を予想ランキングやAIによる分析、リーク情報などが飛び交っていましたが、「令和」を予想していた人は少なかったようです。ただし、平和の象徴として、「和」という漢字が入ることを予想していた人は多かったようです。

令和の由来は?

新元号の令和は、管官房長官の会見で、出典が万葉集だったことが明らかにされています。宇梅乃波奈(うめのはな)の詩、32首の序文にある「時、初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す」から引用しているそうです。

日本の元号は645年の「大化」から現在の「平成」まで247個ありましたが、確認される限り、全て中国古典を参考に考えられていたものでした。今回の「令和」は、日本の古典から採用された初めての元号となります。

令和の意味は?

令和の意味
出典:Yahooニュース

そもそも元号に関しては、1979年の閣議報告の「元号選定手続き」に以下のような基準が示されているようです。

  1. 国民の理想としてふさわしいような意味を持つ
  2. 漢字2文字であること
  3. 書きやすいこと
  4. 読みやすいこと
  5. これまでに元号またはおくり名として用いられていないこと
  6. 俗用されていないこと

今回の令和については、安倍首相が4月1日昼の記者会見にて、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている」と話しています。

出典となる万葉集を選んだ理由としては、1200年以上前に編さんされた日本最古の歌集であることを挙げて、「豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書(日本で書かれた古典)」だと話されています。

平成はいつまで?最後の日は?

新元号の令和が発表されましたが、平成の世の中はもう少し続きます。平成最後の日は、平成31年4月30日までとなります。正確には、4月30日に天皇階下が退位し、皇太子さまが新天皇に即位する5月1日0時に新元号の令和の時代が始まります。

平成の前の昭和が63年だったため、平成は短く感じますが、これでも日本の元号の中では、4番目に長かったようです。ちなみに、1番が昭和、2番が明治、3番が応永で、4番目に平成となります。

まとめ

本日のおとく情報

・新元号の令和は日本の古典から初めて採用
・令和の意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」
・平成最後の日は平成31年4月30日

新元号の令和ですが、まだ見慣れていないだけに違和感があります。ただ、ネットユーザーの反応や感想、アンケート結果を見ると、「良いと思う」と考えている人が多いようです。

2019年は令和元年!楽しい1年にしていきましょう♪