火の鳥エデンの宙

ディズニープラスで配信されている「火の鳥 エデンの宙」のアニメ原作やあらすじ、声優キャストなどをまとめています。

また、アニメを見た視聴者の感想や、ひどいと感じている評価を紹介していますので、参考にしてください。

【火の鳥 エデンの宙】アニメ原作やあらすじは?

タイトル 火の鳥 エデンの宙
読み方 ひのとり エデンのそら
旧タイトル PHOENIX: EDEN 17
原作 手塚治虫「火の鳥 望郷編」
アニメーション制作会社 STUDIO 4℃
アニメ配信期間 2023年9月13日
話数 全4話
アニメ配信サイト ディズニープラス

原作は手塚治虫の名作漫画

「火の鳥 エデンの宙」は、手塚治虫の不朽の名作漫画「火の鳥」の望郷編を原作としているオリジナルシリーズの作品です。

「火の鳥」は手塚治虫がライフワークとして位置づけた作品となっており、全12編から構成されています。

時代的や地質時代的、さらには宇宙的に大きく隔てられた様々なキャラクターが登場し、死ぬことのない「火の鳥」を追い求めるというテーマを探求しています。手塚治虫の独特な思想を基に、生命の本質や人間の業を壮大なスケールで描いています。

「火の鳥」シリーズは、漫画だけでなく、映画、アニメ、ラジオドラマ、ビデオゲームといった多様なメディアミックス作品として製作されていますが、望郷編がアニメ化されるのは初めてとなっています。

火の鳥 エデンの宙のあらすじは?

「火の鳥 エデンの宙」のあらすじ内容としては、人間が地球以外の星で暮らすことができるようになった時代を舞台としており、主人公のロミとパートナーのジョージが惑星・エデン17へと移住するところから物語が始まります。

惑星・エデン17で生活していく中でロミの妊娠が発覚。ジョージは大喜びするも、不慮の事故により死亡してしまいます。

ロミは息子のカインを出産しますが、将来的にカインが一人ぼっちになってしまうことを避けるため、自身は13年後に目覚めるコールドスリープ状態に入ることを決意します。

しかり、装置の誤作動により、ロミが目覚めたのは1300年後の世界だったという物語となっています。

エンディングが異なる「火の鳥 エデンの花」が公開予定

壮大なストーリーが展開される「火の鳥 エデンの宙」ですが、2023年11月3日よりエンディングが異なる「火の鳥 エデンの花」が劇場版映画として公開される予定です。

アニメ続編として、劇場版映画が公開されるケースは良くありますが、エンディングだけが異なるバージョンを劇場版映画として公開するメースは珍しいため、どのような物語を描くのか、非常に注目されています。

手塚治虫ファンにとっては見逃せない作品になることは間違いないでしょう。

【火の鳥 エデンの宙】声優キャストを紹介

登場人物 声優CV
ロミ 宮沢りえ
ジョージ 窪塚洋介
カイン 木村良平
コム 吉田帆乃華
牧村 浅沼晋太郎
ズダーバン イッセー尾形

「火の鳥 エデンの宙」に登場する主要登場人物・キャラクターの声優キャストをまとめていきます。

まず、主人公のロミの声優キャストは、女優・モデルとして大人気の宮沢りえさんが担当しています。

ロミは惑星・エデン17に降り立った際は、優しさと美しさを兼ね備える女性でしたが、1300年後にコールドスリープから目覚めた世界では、歳を取った姿を中心に描かれており、演技するのも難しそうなキャラクターです。宮沢りえさんの女優としての経験が、ロミの複雑な内面をうまく描いていましたね。

そして、ロミの恋人となるジョージの声優キャストは、俳優として活躍している窪塚洋介さんが担当しています。

宮沢りえさんと窪塚洋介さんという、実写化映画でキャスティングされてもおかしくない俳優2人が出演していることだけでも声優の豪華さが分かります。

全体的に俳優さんの起用が目立ちますが、ロミの最愛の息子・カインは、声優として人気がある木村良平さんが演じていました。木村良平さんは本職ということもあり、アニメの雰囲気を壊さない自然体の演技でしたね。

【火の鳥 エデンの宙】アニメの感想評価はひどい?

多くのテーマが織り交ぜられている「火の鳥 エデンの宙」ですが、一部の視聴者からは、ひどいという感想評価を持った人もいるようです。ここではその理由と真相に迫ります。

火の鳥の描写と存在意義

「火の鳥」は、本作において重要な象徴とされていますが、その描写が飛んでいるだけで、具体的な存在意義や影響が描かれていませんでした。

そのため、手塚治虫の原作漫画「火の鳥」を知らない視聴者は、違和感を感じてしまった人が多いようです。

火の鳥がどのような役割を果たし、物語にどのように影響を与えるのかをもう少し具体的に描写することで、視聴者は作品により深く没入できるでしょう。

火の鳥の存在が物語においてより明確にされることで、その壮大なテーマや物語がより一層引き立てられ、視聴者に深い印象を与えることができるでしょう。

声優の演技に違和感

「火の鳥 エデンの宙」は、本職ではない女優や俳優が出演しているということもあり、声優としての演技がひどいと感じてしまった人がいるようです。

特に窪塚洋介さんの声優としての演技については、一部の視聴者から違和感が指摘されています。窪塚洋介さんは、俳優としての演技力は確かであり、多くのファンを持っていますが、声優としての演技は、一部のシーンで自然さを欠いているように感じられます。

声優としての演技には、特有の技術や表現力が求められ、それが欠けると、視聴者に違和感を与えてしまいます。

窪塚洋介さんの演技が、物語の世界観やキャラクターの心情によりマッチすることで、作品全体の質が向上し、視聴者により感動を与えることができるでしょう。

まとめ:「火の鳥 エデンの宙」の原作は手塚治虫の不朽の名作漫画

「火の鳥 エデンの宙」は、漫画界の巨星、手塚治虫による「火の鳥」シリーズの一部で、多くのファンに愛されています。

このシリーズは、手塚治虫のライフワークとも言える作品で、様々な時代や地質時代、さらには宇宙的なスケールで描かれています。

シリーズ全体のテーマは、死ぬことのない「火の鳥」を追い求めることで、生命の本質や人間の業を探求しています。

「火の鳥」は全12編から構成されている作品だけに、他のエピソードがアニメ化されることも期待したいですね。