虎杖悠仁の正体や両親考察

呪術廻戦の第143話にて描かれた、虎杖悠仁(いたどりゆうじ)の正体や両親に関するネタバレ考察をまとめてみました。

母親はまさかの加茂憲倫(かものりとし)の脳みそを乗っ取っている羂索(けんじゃく)?漫画の中に登場した「香織(かおり)」という女性についても触れていますので、参考にして下さい。

虎杖悠仁の父親は誰?

父親の名前は虎杖仁で確定か

虎杖悠仁の両親については、呪術廻戦の第1話にて、おじいちゃんが

「最期に言っておきたいことがある。オマエの両親のことだが・・・」

と何かを打ち明けようとすると、

「だ~から、興味ねぇって」

と虎杖悠仁が遮る形で、話が終了してしまいました。その後、両親に関する記載は一切ありませんでしたが、第143話にて、ついに両親が登場しました!

名前は「虎杖仁」!虎杖悠仁のおじいちゃんのことを「お父さん」と呼んでいたことからも、虎杖悠仁の実の父親であることは、ほぼ間違いないでしょう。

第139話の脹相のセリフが気になる

呪術廻戦143話の回想シーンを見れば、普通に考えて、虎杖仁が虎杖悠仁の父親ということになりますが、気になるのが第139話にて、脹相(ちょうそう)が虎杖悠仁に話しかけた台詞です。

このシーンで脹相(ちょうそう)は虎杖悠仁に対して

「思い出せ あったハズだ オマエの父の額にも縫い目が」

と語りかけています。このシーンから虎杖悠仁の父親は、加茂憲倫(偽夏油傑)の脳みそを乗っ取っている羂索(けんじゃく)説が浮上していましたが、第143話で明かされた本当の父親?虎杖仁には、額に縫い目がありませんでした。

伏線回収が上手い芥見下々先生だけに、ただの脹相(ちょうそう)の勘違いで済ますには、あまりに都合が良すぎる気がします。

可能性として考えられることは、以下の2つでしょうか。

  • 虎杖悠仁の父親は、「仁」とは別にいる
    (羂索によって、虎杖悠仁の父親と思い込まされている)
  • この後、虎杖仁の脳も羂索(けんじゃく)によって乗っ取られた

1つ目は羂索(けんじゃく)が、肉体を転々とできる術式以外に、記憶を操作、もしくは洗脳でできる術式を使える可能性です。

ただ、記憶操作や洗脳の術式まで使えるとなると、あまりに加茂憲倫(羂索)の強さが際立ってしまいますので、可能性が高いのは2つ目でしょうか。

何からの理由で、この後に虎杖仁の脳も加茂憲倫(羂索)に乗っ取られたと考えれば、脹相が「あったハズだ オマエの父の額にも縫い目が」と言っていた台詞とも辻褄が合います。

この件はまだ謎が残ったままですが、この後のエピソードで伏線回収されるのかに注目です!

虎杖悠仁の母親は?

額に縫い目がある女性が母親?

呪術廻戦の第143話では、虎杖悠仁のおじいちゃんから、虎杖仁が香織という女性との間に子供を欲しがっていたが、それが叶わずに、香織が死んでしまったことが語られました。

そして、おじいちゃんが

「あの女だけはやめておけ 死ぬぞ」

と虎杖悠仁の父親に忠告しているところで、

額に縫い目がある謎の女が登場しました!このシーンを素直に読み解けば、虎杖悠仁の母親は額に縫い目がある女となります。

そして、加茂憲倫(偽夏油傑)と同じ、額に縫い目があることから、羂索(けんじゃく)によって、脳みそを乗っ取られていたと推察できます。

額に縫い目がある女性=香織の可能性も

虎杖悠仁のおじいちゃんは、「香織」という女性と、額に縫い目がある女性を「あの女」と呼んでおり、明確に区別していました。

普通に解釈すれば、「香織」と「あの女」は別人になると思われますが、ネット上では「香織=あの女」が同一人物であるという説が浮上しています。

第143話では、おじいちゃんが「香織が死んだのは」と言いかけた所で、額に縫い目がある女性が会話を遮ってしまいましたが、その続きの台詞は「あの女のせいだ」だったような気がします。

そう考えると、香織の死には、額に縫い目がある女性(羂索)が関与している可能性が高いです。

虎杖悠仁のおじいちゃんからすれば、死んだはずの香織が、額に縫い目を付けた状態で蘇ったことから、虎杖仁に対して、「あの女だけはやめておけ 死ぬぞ」と警告していたのではないでしょうか。

つまり見た目は香織でも、中身は別人の可能性を見出していたからこそ、「香織」と「あの女」という形で呼称を分けていた可能性があります。

また、虎杖仁も「香織」という最愛の女性を失って、すぐに別の女性と再婚したとも考えにくいです。

香織が死んだことを受け入れられず、羂索(けんじゃく)によって、脳みそを乗っ取られた香織が現れたことで、おじいちゃんの忠告にも耳を貸さずに、全てを受け入れてしまったと考えれば、辻褄が合いそうです。

虎杖悠仁の正体は?

羂索によって作られた両面宿儺の器

虎杖仁と羂索(けんじゃく)によって脳みそを乗っ取られた女性の間に生まれた虎杖悠仁ですが、果たして正体は何者なのでしょうか?

現時点で、ネット上で有力とされているのは、羂索によって作られた両面宿儺の器説です。この根拠は133話で加茂憲倫(偽夏油傑)が発したこの台詞です。

注目すべきは加茂憲倫(偽夏油傑)の「我ながら」というセリフ。まるで自身が宿儺の器として作り上げたような台詞になっています。

加茂憲倫は、天元様によって羂索に乗っ取られていたことが判明していますが、「史上最悪の呪術師」として、特級呪物「呪胎九相図」を作り出した人物です。

「呪胎九相図」は呪霊との間に子供を授かることができる特異体質の女性を人体実験し、生み出されたものです。脹相(ちょうそう)によると、「呪胎九相図」の胎児には、加茂憲倫自らの血を混ぜていたことが判明しています。

虎杖悠仁の両親の話と合わせて考えると、香織が何らかの特異体質を持っており、加茂憲倫(中身は羂索)による人体実験が行われ、両面宿儺の器として、虎杖悠仁が生み出されたという予想ができます。

その際に、羂索が自らの血を混ぜていれば、羂索は虎杖悠仁と血縁関係にあり、父親(母親?)ということになりそうです。

天与呪縛の持ち主

虎杖悠仁の正体として、ネット上で有力と噂されているもう一つの説が、天与呪縛の持ち主です。

天与呪縛とは、生まれながらにして、何かを犠牲とする代わりに、強大な力を得た者です。呪術廻戦の中では、禪院真希や伏黒甚爾、究極メカ丸が天与呪縛に該当します。

虎杖悠仁も並外れた身体能力の持ち主であることが知られています。この理由についてはまだ判明していませんが、天与呪縛の持ち主だったと考えれば、納得できそうです。

まとめ:虎杖悠仁の両親や正体はまだ謎が多い

本日のおとく情報
  • 虎杖悠仁の両親は虎杖仁と額に縫い目がある女性(羂索)
  • 虎杖悠仁の正体は羂索によって作られた宿儺の器説が濃厚
  • 天与呪縛の持ち主である可能性も高し

鬼滅の刃に次ぐ大ヒットが予感されている「呪術廻戦」ですが、謎が謎を呼ぶ展開から、考察が盛り上がっています。

虎杖悠仁の両親については、芥見下々先生が今後しっかり描いていくと発言していることから、これからさらなる新事実が判明する可能性も高そうです。

また、詳細が判明しましたら、考察してみたいと思います♪

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