黒部ダムの観光放水

立山黒部アルペンルートのメインイベントとも言える黒部ダムの観光放水。観光放水してない時期や時間、間隔、放水理由などの2020年最新情報をまとめてみました。

期間外で見れない!中止だった!ということが無いように、ツアー前に放水スケジュール・期間を把握しておきましょう。

黒部ダムの観光放水の時期・期間と時間

観光放水スケジュール期間

時期 時間
6/26~7/31 6:00~17:30
8/1~9/10 6:30~17:00
9/11~10/15 7:00~16:30

黒部ダムの観光放水は毎年6月26日~10月15日までの期間で実施されています。その期間中でも、観光放水をしている時間帯は異なるため、事前に確認が必要です。

上記期間以外の観光放水していない時期でも、立山黒部アルペンルートが開通している時期であれば、黒部ダム自体は観光できますが、できるなら観光放水を見るのがおすすめ!

高さ186メールト、幅492メートルの黒部ダムから放たれる観光放水は圧巻の一言です。運が良ければ、観光放水の水しぶきで虹がかかっている様子を見れます。

期間中でも天候により中止の場合もある

黒部ダムの観光放水は、期間中でも天候により、中止になる場合があります。ホテル立山に宿泊した際にスタッフの方に確認しましたが、小雨程度であれば、問題なく観光放水が実施されるそうです。

天気が悪く、雨量が多い時は、水位上昇を抑えるために観光放水が中止になることがあるため、注意しましょう。なお、黒部ダムの観光放水をしているか、していないかは、黒部ダムの公式サイトや、ライブカメラで動画を確認しましょう。

黒部ダム公式サイトはこちら
黒部ダムのライブカメラはこちら

黒部ダムの観光放水の理由は?

黒部ダムは水力発電専用のダムですが、観光放水は発電のために実施されているものではありません。では、なぜ観光放水を行っているのかということ、その理由は文字通り、観光のためとなります。

霧状にして放水しているのは、下の地面がえぐれてしまわないようにするためで、黒部峡谷の景観維持の目的もあるみたいですね。

観光放水量は毎秒10トン以上!「ゴーッ」と音を立てながら放水している様子は、まさに圧巻です。マイナスイオンもたくさん放出されているので、深呼吸しながら観光を楽しみましょう♪

観光放水してない時期があるのはなぜ?

黒部ダムの観光放水の期間は、6月26日~10月15日までとなっており、短めです。観光放水してない時期があるのはなぜか?ですが、冬の間は水量が少なく、観光放水すると水が凍ってしまう可能性があるからです。

立山黒部アルペンルートは、標高3,000m級の峰々が連なる山岳観光地です。そのため、10月頃になると室堂平周辺では雪がちらつき、4月から6月ころまでは雪も残っています。

ちなみに、冬の黒部湖はこんな感じです。

観光放水どころではありません!というか、黒部ダムの観光も難しい季節ですね。

まとめ:黒部ダムで迫力の観光放水を拝もう

本日のおとく情報
  • 黒部ダムの観光放水は毎年6月26日~10月15日までの期間で実施
  • 期間中でも天候により中止の可能性あり
  • 観光放水は観光と黒部峡谷の景観維持のため
  • 観光放水してない時期があるのは、水が凍ってしまう可能性があるため

黒部ダムは日本一の高さを誇るアーチ式ダムで、日本人に生まれたからには、一度は見ておきたい観光名所です。観光放水以外でも見所はたくさんあります。

個人的には映画「黒部の太陽」の撮影セットが展示されている特設会場を見学するのがおすすめ!当時、黒部ダムの建設に実際に関わった人たちのインタビュー映像を楽しめます。

黒部ダムが建設された背景や、それまでの苦労などを知ると、黒部ダムを見る時の印象もがガラリと変わります。ぜひ、黒部ダムの観光放水と一緒に、見学してみてくださいね♪