本好きの下剋上

なろう系ビブリア・ファンタジーアニメとして人気!「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」のアニメ3期が決定しましたが、一部ネット上ではでなぜ?の声があがっています。

「ひどい、つまらない」という評価コメントも見受けられますが、その理由と何故アニメ3期が決定したのかをまとめてみましたので、ファンの人はぜひ最後までご覧ください。

【本好きの下剋上】アニメ3期決定になぜの声!その理由は?

本のない異世界に転生してしまったマインが、本を作るために奮闘していく姿を描いた大人気アニメ「本好きの下剋上」ですが、2022年春からアニメ3期が放送されることが、すでに発表されています。

宝島社が毎年発売しているライトノベルのガイドブックにて、「このライトノベルがすごい!」で1位を取ったこともある本作品だけに、ネット上では歓喜の声が溢れていましたが、一方で「なぜ続編決定した?」と疑問に思っている方も見受けられました。

そこで、今回は「本好きの下剋上」アニメ3期決定になぜ?と疑問に思っている理由を簡単にまとめてみました!また、なぜ続編制作決定したのかの理由もまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

理由1:円盤の売上が爆死

「本好きの下剋上」ですが、アニメ3期決定になぜ?との声が挙がっている理由の1つ目は円盤の売上です。

アニメ続編制作の判断において、円盤の売上は重要と言われており、一般的には平均4,000~5,000枚以上売れると、続編制作されやすいと言われています。

「本好きの下剋上」の円盤売上がどうだったかと振り返ってみると、アニメ1期が746枚、2期が601枚と厳しい数字が出ていました。

平均4,000~5,000枚以上には程遠い売上だったため、多くのファンがアニメ3期を諦めていました。実際、多くのサイトでも、「本好きの下剋上」のアニメ3期制作の可能性は相当低いと予想している所がほとんどでした。

円盤の売上が爆死したにも関わらず、アニメ3期制作が決定した裏には、カラクリがありましたので、この後の章で詳しく解説します。

理由2:作画のクオリティがひどい

アニメ1期、2期と放送されてきた「本好きの下剋上」ですが、作画のクオリティがひどいという声も挙がっていました。

「本好きの下剋上」は原作人気が非常に高く、イラストやコミカライズされた漫画のクオリティも高かったため、アニメ化された作画を見て、ガッカリしたファンも多かったようです。

作画崩壊とまでは行かないまでも、マインを始めとしたキャラクターたちの可愛さが、原作よりも落ちてしまっているのは、ファンからすると期待外れだったのかもしれません。

理由3:ストーリーのテンポが遅くてつまらない

「本好きの下剋上」のアニメがつまらないと評価されている理由として、ストーリーのテンポの悪さを指摘する声もありました。

アニメでは、第1期で原作小説の1巻~3巻まで、第2期では原作小説の4巻~5巻までと、他のアニメと比較しても、丁寧に映像化がされました。

バトル系アニメではないため、戦闘シーンもなく、日常回も多く、ストーリーのテンポが悪いと感じてしまった人も多いのかもしれません。

【本好きの下剋上】アニメ3期決定した理由は?

円盤の売上が爆死し、一部で「ひどい、つまらない」という評価もされている「本好きの下剋上」ですが、それでもアニメ3期制作が決定した理由はなぜなのでしょうか?いくつか予想をしてみました!

理由1:集計できない売上が多かった

円盤の売上が爆死したと思われていた「本好きの下剋上」ですが、実は売上として集計されないTOブックスオンラインストアでBlu-ray Boxを買っていたファンが多かったのではないかと言われています。

「本好きの下剋上」の円盤は、アニメイトやamazonなど、店舗別のオリジナル特典を設けていましたが、中でもTOブックスオンラインストアの特典は豪華です。

TOブックスオンラインストアでは、香月美夜先生書き下ろしSSや、インタビューなどが収録された特製小冊子が特典として付いてきたため、原作ファンの人はこちらを購入した人が多かったようです。

円盤を買う理由として、アニメ続編制作してほしいから!という応援の気持ちを込めて買う人もいると思いますが、やはり円盤購入の一番の目的は特典にあると思いますので、納得の理由と言えるでしょう。

理由2:原作小説、漫画の売上が伸びた

「本好きの下剋上」のアニメ3期制作が決定した理由として、原作小説・漫画の売上が伸びたと分析している人もいました。

2021年8月時点のシリーズ累計発行部数は500万部を突破となっていますが、アニメ化前と比較すると、200万部以上伸びたと言われています。

「小説家になろう」への連載は全5部677話で完結していますが、現在も小説版、漫画版は刊行が続いており、アニメ化による相乗効果は大きいと推測できます。

アニメ3期放送により、さらに原作小説、漫画の売上が伸びるようであれば、第4期、第5期制作にも期待が持てるかもしれません。

理由3:動画配信サービスの収益が好調だった

「本好きの下剋上」は動画配信サービスからの収益が好調だったと予測している人もいました。昨今では、NetflixやAmazon Primeビデオなど、サブスク動画配信サービスの普及に伴い、円盤が売れにくい時代と言われています。

その中で、「本好きの下剋上」は原作人気が非常に高かった作品ということもあり、dアニメストアにて「独占先行配信」が行われていました。

1つの動画配信サービス内でしか視聴できない「独占配信契約」ではないため、そこまで大きな収益になっていまいかもしれませんが、一般的な見放題配信よりは収益が見込めたと考えられます。

また、純粋な再生回数に応じた収益も期待できる他、「本好きの下剋上」は海外(特に中国)での動画配信人気が高かったと言われています。

海外市場は日本よりも大きいため、動画配信の人気が高まれば、続編制作決定に大いに貢献すると言われています。中国は幼女系アニメが人気あると言われているため、幼女マインが主役の本作品には、今後も期待が持てるかもしれません。

まとめ:「本好きの下剋上」アニメ3期次第では、4期制作もあり得る

本日のおとく情報
  • 「本好きの下剋上」アニメ3期制作は円盤売上爆死や、低評価から疑問視する声もあった
  • 実際には集計されな円盤売上や動画配信人気などで、続編制作決定と推測
  • アニメ3期のみならず、4期制作にも期待が持てる

「本好きの下剋上」ですが、一部で「作画がひどい、ストーリーがつまらない」との声も聞かれましたが、原作人気は非常に高く、第四部・第五部と後半になるに従って、物語も面白くなってきます。

すでに本編は完結していますが、まだアニメ化できていない原作ストックは十分過ぎるくらいにあるため、アニメ3期と言わず、4期、5期、そして最終回までと完走してくれることを期待したいですね。