2024年2月16日に公開された劇場版映画「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」映画内容のネタバレ感想考察レビューになります。
テレビアニメ4期放送終了から約3年ぶりの続編公開となりましたが、果たして烏野高校と音駒高校の対戦は面白かったのか？ひどいつまらないのか？まとめてみました。
「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」映画内容ネタバレ考察
劇場版映画「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」の烏野高校と音駒高校の対戦が描かれています。原作漫画を読んでいる人はすでに内容を知っていると思いますが、ネタバレ解説していきます。
序章：伝説の戦いへの序幕
ついに訪れた「ゴミ捨て場の決戦」。この試合を見ずして「ハイキュー」を語ることなどできない、そう言われるほどの伝説の戦いが烏野高校と音駒高校の間で繰り広げられました。
私がこの試合に注目したのは、それぞれのチームの誇りや絆、そして個々の成長がぶつかり合う熱い戦いだからです。
映画ではまず、烏野高校の日向翔陽と音駒高校の孤爪研磨との出会い回想シーンから描かれ、「もう一回が無い負けたら即ゲームオーバー」の試合がついに開幕します。
アニメだと日向翔陽と孤爪研磨との出会いシーンは10年以上前の放送でしょうか。懐かしかったです
第一セット：予想を裏切る展開
試合は烏野のダイナミックな攻撃と音駒の堅牢な守りで始まりました。烏野高校の変人速攻やシンクロ攻撃に対し、音駒高校は見事な守備力で応戦。初めて見る高度な攻防に、思わず息をのむ場面が多々ありました。
烏野高校がセットポイントまでリードするも、音駒の研磨による冷静なプレーで逆転され、先取されてしまう緊張感あふれる展開でした。
映画館で見る試合は迫力満点！実際に会場で試合を見ているような興奮がありました
第二セット：影山の決断
烏野高校の逆襲が始まった第二セットでは、音駒高校による日向翔陽への徹底マークが見られました。「日向潰し」という研磨の策略によって日向翔陽は完全に封じ込められます。
しかし、影山飛雄の冷静な判断と日向の不屈の努力によって、形勢は逆転。日向翔陽のドンジャンプが覚醒し、その圧倒的な攻撃力で音駒の守りを打ち破ります。このセットを通じて、チーム烏野の絆と成長が際立ちました。
影山飛雄の「オープン攻撃」の決断は、日向翔陽の隠れた能力を引き出し、烏野高校に勢いをもたらしました。このセットで見せたチームワークの妙と、日向翔陽の覚醒は感動的でした。
日向翔陽のジャンプ力すごい！映画館ではその躍動感が伝わってきました
最終セット：激闘の果てに
そして迎えた最終セット。ここでは両チームのプレイヤーたちが全てを出し尽くします。素晴らしい攻防が続く中、最後は烏野の勝利で幕を閉じます。
試合後、研磨がクロに感謝の言葉を述べるシーンは、多くのファンの心を打ちました。また、この試合を通して、選手たちの成長だけでなく、監督やコーチの過去の絆が明らかになるという、深いストーリーテリングが展開されました。
試合後の両チームの選手たちの握手は、熱い戦いを経ても互いに尊敬し合っている様子が伝わってきて、心を打たれました。
孤爪研磨の「楽しい・・・」という一言には思わず涙が出そうになりました。
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「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」映画感想評価！面白い？ひどいつまらない？
因縁と絆の物語
感想を一言でまとめるなら、シンプルに面白い映画でした。この試合の「ゴミ捨て場の決戦」という名前に恥じない戦いだったと思います。特に、日向と影山の進化した関係性や、黒尾と研磨の関係に焦点を当てた展開は見どころ満載でした。
また、最後に孤爪研磨が見せた感謝の言葉は、競技を超えた人間ドラマの深さを感じさせるものでした。個人的には、この試合を通じて、競技バレーボールの魅力だけでなく、人と人との繋がりや、挑戦し続ける大切さを改めて感じさせられました。
孤爪研磨の「面白かった」という言葉は、彼がバレーボールとの向き合い方、そして対戦を通じて得たものの大きさを象徴しているように思えます。
映画の時間が短いという声も
個人的には劇場版映画「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」は面白い映画でしたが、ネット上の感想を見ると、ひどいつまらないと感じてる人もいます。
その内容としては主に映画の尺の短さです。「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」は原作漫画約4巻ぶんを上映時間85分に詰め込むのは無理があるのではという感想でした。
確かに試合展開が早すぎて、最後はあっさりと終わってしまったなという印象もありました。また、孤爪研磨の成長に焦点を当てている気がしたので、他のキャラ推しの人には不満が残る映画となってしまった面はあるかもしれません。
次は鴎台戦
それでも劇場版映画「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」は、単なるスポーツアニメの枠を超えた、人生の大切な教訓を教えてくれる作品だと思います。試合の結果以上に、選手たちの心の成長や、互いを尊重する姿勢が心に残る、本当に価値のある一戦でした。
映画のエンドロール後は、烏野高校の次の対戦相手となる鴎台の小さな巨人・星海光来が登場し、続編映画の期待感を感じさせる内容でした。映画二部作の続編も非常に気になります。
「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」映画ネタバレ感想考察まとめ
劇場版映画「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」ですが、原作漫画のシリーズ累計発行部数6000万部を突破する超人気アニメということもあってか、映画公開初日から沢山の人が鑑賞に訪れていました。
私が見に行った映画館では結構女性の割合が多かったように思います。テレビアニメ4期からかなり時間が経っているため、内容を少し忘れている部分もありましたが、映画が始まると、当時の面白かった記憶が蘇ってきました。
バレーボールはこんなに駆け引きや戦略がある面白いスポーツなんだなと思うと同時に、スポーツ作品ならではの、若者たちの成長の物語、友情や努力、そして挑戦の大切さを改めて感じるアニメ映画となりました。
まだ「ハイキュー」という作品を見たことがない人は、ぜひ過去テレビアニメシリーズを見てから、そのまま劇場版映画「ハイキュー ゴミ捨て場の決戦」を鑑賞してみてくださいね。
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