暗殺貴族

今までの異世界転生ファンタジーとは一味違う!?「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」にてルーグが選んだスキル一覧をまとめています。

また、アニメの中で明かされなかったDランクスキルについても考察してみましたので、暗殺貴族ファンはぜひ最後までお楽しみ下さい。

(C) 2021 月夜 涙・れい亜/KADOKAWA/暗殺貴族製作委員会

【世界最高の暗殺者】スキルとは?

スキルはSからDまでの5ランク存在する

世界最高の暗殺者として暗躍していた主人公は、ルーグ・トウアハーデとして、剣と魔法が常識の世界へと異世界転生することになります。

剣と魔法が常識の世界では、生まれた時にS~Dランクまでのスキルをランダムで1~5個付与され、その確率は以下のようになっています。

ランク 確率
S 一億分の一
A 百万分の一
B 一万分の一
C 百分の一
D 一分の一

どの人間にも、Dランクのスキルは必ず1つ付与されますが、チート系能力を持つSランクに至っては一億分の一!日本の人口を1億とするなら、日本中でSランクスキルを持っているのは1人だけという超レアな確率です。

Cランクなら1/100のため、スキル2つ持っている人は多いと思いますが、ほとんどの人はDランクスキル1つだけとなります。

スキル数は123,851個!

剣と魔法が当たり前の世界では、スキルの数は何と123,851個もあります!ほとんどの人は、その中からランダムで1個しかスキルが付与されません。

中には「動物の鳴き真似」「皿洗い」「早着替え」「女装」なんてものもあるようで、もはやスキルと言えないような効果もあります。

その中で主人公のルーグ・トウアハーデは、女神からS~Dランクのスキル5つを自由に選ばせてもらうことができたため、これだけでも人間の枠としては常軌を逸した存在となっています。

勇者はS~Aランクのスキル30個持ち!

人間としては破格の能力を与えられたルーグ・トウアハーデですが、勇者は別格ともいえるスキル30個持ちです。しかも、その30個のうち最低5つはSランクで、残りはAランクという、まさにチート最強レベルの能力を持ったキャラクターとなっています。

いくら人間として常軌を逸した存在であっても、勇者とまともに戦っては勝負にならないということで、世界最高の暗殺者としての技術を持つルーグ・トウアハーデが女神に選ばれたわけです。

通常、異世界転生ものというと、主人公が勇者側の圧倒的なチート能力を持って生まれてくることが多いですが、「世界最高の暗殺者(暗殺貴族)」ではチート能力を持つ勇者に、いかにして対抗するかという考察が盛り上がるアニメとなっています。

【世界最高の暗殺者】ルーグが選んだスキル一覧まとめ

Sランクスキル例

ルーグ・トアハーデは123,851個もあるスキルを1日で全て確認します。数を考えると、恐ろしいほどの集中力です(笑)

やはり、キーとなるのは1億分の1で与えられるSランクスキル。Sランクスキルを持っていれば、それだけで英雄扱いされるレベルということもあって、どれも強力な効果となっています。

「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」の作中に紹介されたSランクスキル例をまとめると、以下のようになっています。

Sランクスキル名 効果
魔剣召喚 一振りで山を切り裂くほどの力を持った魔剣を召喚し、使役できる
聖闘気 攻撃力・防御力・速度を大幅に上昇させる。子供でも戦車を破壊できてしまうほどの力
隷属刻印 相手の額に刻印を刻むことで、絶対服従させる。ただし、相手よりも優れた魔力を持っている必要がある
魔物生成 死体や魔石などの材料を元に魔物を生成し、使役できる。

こうして、文章として見ただけでも、チート級の能力と分かる破格の効果となっています。こんなチートスキルを勇者は最低5つも持っているわけですから、まさに化け物といえるスペックになっています。

ルーグが選んだスキル一覧

そして、123,851個もあるスキルの中から、ルーグ・トゥアハーデが選んでスキル一覧は以下のようになっています。

スキル名 効果
Sランク
超回復
体力・魔力・自己治癒力など、ありとあらゆる回復力が上昇。初期倍率100倍で鍛錬により回復力が上昇する。
Aランク
式を織るもの
新たな魔術を作り出すことができる
Bランク
成長限界突破
ありとあらゆる成長の限界がなくなる
Cランク
体術
【体術】の才能と補正を得る
Dランク
不明
詳細は明らかにされていない

女神からはSランクは地味、Aランクはぱっとしないと酷い評価をされていましたが、前世で世界最高の暗殺者として活躍してルーグ・トウアハーデだけに良く考えられています。

ポイントになっているのは「成長性」でしょうか。いくらチート能力を持つSランクスキルとは言え、Sランクスキルを最低5つ、合計30個以上のスキルを持つ勇者を相手に、すでに完成されているSランクスキル一つでは、とても太刀打ちできません。

そのため、ルーグ・トウアハーデはSランクの【超回復】により、鍛錬に費やせる時間を確保し、Aランクの【式を織るもの】、そしてBランクの【成長限界突破】で、無限の可能性を手に入れる道を選びました。

チート能力を手に入れて終わりではなく、鍛錬で能力を伸ばそうとする発想が、今までの異世界転生アニメになくて、非常に面白いです!

そして、もっとも話題になっているのがDランクスキルです。Dランクスキルは人間なら誰でも必ず与えられるスキルですが、ルーグ・トウアハーデは

「決して強くはないが使い方次第で化ける、切り札になる」

とコメントしています。女神にとって、そのDランクスキルは、その存在すら忘れていた地味なものだったようです。

このDランクスキルの効果が、結局どんなものなのか、アニメの中では明かされなかったため、ネット上では考察予想が盛り上がっていました。次からは気になるDランクスキルの内容を考察していきます!

【世界最高の暗殺者】ルーグが選んだDランクスキル考察

気配を消すスキル

ネット上で話題になっている、ルーグ・トウアハーデが獲得したDランクスキルの一つが「気配を消す」スキルです。

勇者を殺す手段が「暗殺」ということを考えると、暗殺者らしい非常に強力なスキル効果と言えます。ただ、「気配を消す」という効果は、汎用性が非常に高いと思われるため、Dランクに分類するには、いささか強力過ぎる気もします。

ルーグ・トウアハーデは、自身が選んだスキルを「面白い物を選んだ」とコメントしていたため、「気配を消す」スキルでは、王道過ぎて当てはまらないかもしれません。

嘘を見破るスキル

ルーグ・トウアハーデのDランクスキルが「嘘を見破る能力」なのではないかと、予想している人もいました。

暗殺者として仕事をしていく中では、王立騎士学園に潜入したり、別人になりすましたりすることもあるため、「嘘を見破る能力」は使い方次第では非常に有用そうです。

一見、何の使い道もなさそうなスキル効果ではありますが、使い方次第では化けるという意味では、面白いかもしれません。

たらし込むスキル

個人的に面白いなと思ったDランクスキルが「たらし込む」能力です。

「たらしこむ」は、異性にうまいことや甘いことを言ってだますことを意味する言葉ですが、アニメではすでにメイドのタルトと、商売の才能を持つマーハをたらし込むように、自身の仲間として服従させることに成功しています。

現時点では秘密にされているDランクスキルですが、すでに今までのストーリーでもDランクスキルを発動していると考えると、面白いですね!

また、「世界最高の暗殺者(暗殺貴族)」のプロローグにて、ルーグ・トウアハーデが女神に対してした質問の中で、

「あなたは世界を救ってほしいのか、それとも勇者を殺してほしいのか。……もし、前者であれば勇者を殺さずに世界を救えるなら救っていいはずだ」

とコメントしており、女神は「勇者を殺さなくても救えるのなら、それもいいですね」と回答しています。

「世界最高の暗殺者(暗殺貴族)」の最終目的は、勇者を暗殺することですが、「たらし込む」Dランクスキルにより、勇者を懐柔し、世界を救うという結末・最終回もあり得るのではないでしょうか。

ルーグ・トウアハーデは異世界転生する際に「今度こそ自分の意思で生きて、そして幸せを手に入れる」と固く誓っています。

女神のためではなく、自分の幸せのために、勇者を殺さないというハッピーエンドも良さそうな気がします。終わり方の賛否両論はあると思いますが、「暗殺しない」という選択肢も面白そうです。

まとめ:ルーグが選んだDランクスキルに注目!

本日のおとく情報
  • ルーグが選んだスキルは「成長性」重視の5スキル
  • Dランクスキルは秘密となっている
  • Dランクスキルを駆使して、勇者を暗殺せずに世界を救う終わり方もあると予想

「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」ですが、単純に異世界転生ファンタジーとして面白いだけではなく、ルーグ・トウアハーデがどんなDランクスキルを選んだかの謎解き要素もあって、考察予想が面白いアニメとなっています。

スキル以外にもにも地・火・風・水・光・闇からなる魔術属性があり、ルーグ・トウアハーデは地・火・風・水の基本4属性を選びました。

多くの属性を選ぶデメリットとして、属性を使用した時の上昇速度が半分になりますが、そこはSランクの【超回復】を生かして、鍛錬すれば良いと考える思考も、今までの他作品にはなくて、面白いですね♪

暗殺貴族トウアハーデが代々受け継いできた「トウアハーデの魔眼」がどのように活躍するのかも、今から楽しみです。これからもストーリー展開から目が離せませんが、引き続き「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」の世界観を楽しんで行きましょう。