「君の名は。」で大ヒットを記録した新海誠監督の最新作品「天気の子」。気になる主題歌の曲名と歌詞の意味などを考察しています。
音楽監督は前回に引き続き、RADWIMPS!新曲の発売日や予約特典、視聴MVやPVがあるのかなどの最新情報もまとめていますので、参考にして下さい。
最新情報
ニューアルバム「天気の子」が7月19日発売
アルバム名 | 天気の子 |
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発売日 | 2019年7月19日(金) |
価格 | 3,300円(税込) |
RADWIMPSの最新作アルバム「天気の子」が、映画公開日と同じ2019年7月19日に発売されることが決定しました!アルバム名は分かりやすく、そのまま映画のタイトルが採用されたようです。
CD収録楽曲は、予報PVでも流れていた「愛にできることはまだあるかい」や「グランドエスケープ(Movie edit) feat.三浦透子」を含むボーカル楽曲5曲と27曲の劇伴を収録しています。
ボーカルとして、三浦透子が参加
https://twitter.com/tenkinoko_movie/status/1131998608750989312
「僕ではない誰か女性の声で歌が入ってほしい」というRADWIMPSの野田洋次郎さんの発案の元、初めての試みとして、女性ボーカルの三浦透子さんが参加することになりました。
三浦透子(みうらとうこ)さんは、5際の時にサントリーのCMで2代目なっちゃんとして女優デビュー。女優だけではなく、透き通るような歌声にも定評があり、「L アイをこめて贈るうた」や「かくしてわたしは、透明からはじめることにした」をリリースしています。
新海誠監督も絶賛の歌声
三浦透子さんは1年にも渡るオーディションから選出。その歌声をRADWIMPSの野田洋次郎さんは「どんな天気をも晴れにしてしまうような圧倒的で不思議な力」と称しています。
また、天気の子の新海誠監督も「役者の歌声というよりも、世界そのものの響きのような声。個人の感情をすこしだけ越えたような何かを、まっすぐに運んできてくれる声」と絶賛しています。
女性の歌声が入ると曲の雰囲気もまた全然違った印象になるため、楽曲面でも楽しめる作品になりそうです。
主題歌の曲名と歌詞の意味は?
曲名は「愛にできることはまだあるかい」
2019年4月10日に「君の名は。」に引き続き、「天気の子」でも新海誠監督とRADWIMPS(ラッドウィンプス)がタッグを組むことが発表されています。
主題歌の曲名は
「愛にできることはまだあるかい」
映画「天気の子」公式サイトにて、RADWIMPS新曲の一部を聞くことができます。早速ご覧ください。
ピアノから入るのが非常に印象的な曲ですね♪前作の「君の名は。」でもそうでしたが、映画の雰囲気に溶け込むような優しい曲で、思わず聞き入ってしまいます。
歌詞は予告PVの中で一部公開
「天気の子」の主題歌となる「愛にできることはまだあるかい」の歌詞、曲については、上記の予報(予告)動画で一部公開されています。現在判明している歌詞は以下の通りです。
愛にできることはまだあるかい
僕にできることはまだあるかい
シンプルながらも、ストレートに相手に伝わる良い歌詞ですね♪果たしてこの歌詞にはどんな意味があるのでしょうか?
歌詞の意味を考察
新海誠監督は、映画「天気の子」の制作発表記者会見にて、以下のようにコメントしています。
「誰もが「これは自分の物語だ」と思えるテーマをもってくれば、また(映画として)形になるんじゃないかと、それが「天気」というテーマなんじゃないかと思いました。」
主人公の森嶋帆高(もりしまほだか)は、家出をして離島から東京にやってきてしまうような、社会のルールから少し外れてしまった少年です。それでも必死に手を伸ばそうとしている男の子です。
「正しくあろうとはしているけれども、どうしても規範どおりの行動ができないくて、もがき苦しむ」というのは誰しにもある経験だと思います。
主題歌の「愛にできることはまだあるかい」の歌詞は、主人公の森嶋帆高からヒロインの天野陽菜に向けられたものと予想できますが、
それはカップルや夫婦など、大切な人に向けられた「自分の言葉」を代弁してくれているのではないでしょうか。新海誠監督は
「帆高は代弁者として観客の視点に立つ人物」
ともコメントしていましたので、映画を観る時には感情移入して、誰しもが共感できるストーリーになっているのではないかと、今から楽しみです!
2曲目は「グランドエスケープ(Movie edit) feat.三浦透子」
2019年5月29日に予報PV第2弾が公開され、その中で2曲目の主題歌となる「グランドエスケープ(Movie edit) feat.三浦透子」が披露されています。早速、ご覧ください!
グランドエスケープの歌詞は?
グランドエスケープの歌詞は、天気の子の第2弾予報PVの中で、一部判明しています。全て聞き取ることはできなかったですし、聞き取れたと思っていた歌詞も間違っているかもしれませんが、以下のようになっています!
重力が眠りにつく1000年に一度の今日
太陽の死角に立ち上った幻を見よう
彼が目を覚ましたとすれば、それは~な場所へ
せーので大地を蹴って、ここではない星へ
行こう~(もう少しで~もう少しで~)
行こう~(もう少しで~もう少しで~)
夢に僕らで帆を張って、
来るべきの日のために夜を超え、~
あとはどうにかなるさと肩を組んだ
~
ピンチの先回りしたって、僕らじゃしょうがない
~
行けという
気になるのは、「重力が眠りにつく1000年に一度の今日」というキーワードですね。何か特別なストーリーが隠されていそうです。
映画の冒頭と最後でも主人公の帆高と陽菜が以下のようにコメントしています。
帆高
「あの夏の日、あの空の上で、世界の形を決定的に変えてしまったんだ」
陽菜
「これは僕と彼女だけが知っている世界の秘密についても物語」
空を晴れにすることができる不思議な能力を持つ天野陽菜。その能力と1000年に1度の特別な日が重なることで、何かが生まれそうな雰囲気ですね!
RADWIMPS新曲の発売日は?
気になるRADWIMPSの新曲「愛にできることはまだあるかい」の発売日ですが、2019年7月19日(金)に決定しました。
前作の「君の名は。」の主題歌「前前前世」を含んだアルバムは、映画公開の2日前に発売されていましたが、今回は映画公開日と同じ日にリリースとなるようです。
ちなみに、小説は映画公開の前日、2019年7月18日(木)に発売予定になっています。
今回も初回限定盤には、何らかの特典が付いてくると思われますので、まだ情報が入り次第、記事を更新していきます。
まとめ
・主題歌の曲名は「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ(Movie edit) feat.三浦透子」の2曲が判明
・歌詞は予告PVの中で一部公開
・RADWIMPS新曲の発売日は2019年7月19日(金)
新海誠監督がRADWIMPSの洋次郎さんに「天気の子」の脚本を渡したのが、2017年の夏。それから毎日のようにメールでやり取りをしながら、音楽を制作してきたそうです。
新海誠監督の美しくも切ない詩的な世界観と、RADWIMPSの暖かく、優しい曲調の新曲がコラボレーションして、ますます映画の中に引き込まれそうです。
たまにアニメを見ていると、「このアニメにこの映画は合わなくない?」と感じる作品も多いですが、RADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」は映画「天気の子」の世界観を壊さずに、際立たせる良い音楽になっているように思います!
今から映画の公開が楽しみですね♪また、最新情報が入ってきたら、随時更新していきます!天気の子のあらすじは以下を参考にして下さい。
⇒映画「天気の子」最新あらすじ感想とネタバレ考察!公開日と声優は?