日本の新元号として決まった「令和(れいわ)」ですが、漢字の正しい書き方が何パターンかあり、どっちが正しいか分からないという人も多いようです。
今後、手書きでも書くことが多くなる令和の正式な書き方や書き順をご紹介します。
令和の正しい書き方はどっち?
結論としてどちらも正しい
新元号の令和ですが、「令」の漢字の書き方が複数パターンあり、どの字形が正しいのかということで、話題になっていました。中でも、4画目と5画目が「ア」か「マ」のどっちになるのが正式な書き方なのかが議論されています。
学校や教科書、習字では、右側の「マ」の形で習うことが多く、印刷物や新聞では「ア」の形で表記されることが多いです。
文化庁が定める常用漢字表では、「筆写の楷書で色々な書き方があるもの」の一例として「令」が記載されています。あくまでデザインの違いだけであって、意味や由来に違いは無いため、「どれも正しい、どちらを使っても良い」というのが結論のようです。
他にもいくつかのパターンあり
出典:中日新聞
「ア」や「マ」の形以外にも、手書きでは少なくとも6パターンの「令」が存在しているようです。3画目が点と横棒になるタイプ、4画目が跳ねるパターンなど、挙げるとキリがありません。
令和の書き方が色々あることを逆手に取って、令和の神経衰弱ゲーム「令和衰弱」なども生まれているようです。漢字は日本人でも難しいのに、外国人の人からしたら、さらに分かりにくいんでしょうね。
令和の正しい書き順は?
いろんな書き方がある「令和」ですが、書き順に関しては同じようです。全5画になっていますので、書き順は上の画像を参考にしてください。
まとめ
・「令和」はどの書き方も正しい
・自分の書きやすい書き方で書こう
新元号の令和ですが、「和」に関しては馴染みが深い漢字のためか、「令」の方が取り上げられるケースが多いですね。文字は相手に伝えることがまず第一の目的にあるため、あまり難しく考えずに、自分が書きやすい書き方で良さそうです。
令和に関して調べると、いろんなことが発見できて面白いですね。令和の時代を生きるからには、意味や由来などもしっかり確認しておこましょう♪
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