これまで楽天モバイルを契約してしていた人は、プラン料金実質無料キャンペーンが終了し、他の格安SIMへMNP転出を考えている人も多いはず。
そこで今回は楽天モバイルのMNP転出タイミングは月末がおすすめなのか?他の格安SIMへ転入する際の手数料やSIM返却は?など、気になる情報をまとめてみました。
【楽天モバイル】MNP転出タイミングおすすめはいつ?
プラン料金は日割りされない
まずは楽天モバイルからMNP転出をするなら、いつがおすすめのベストタイミングなのかをまとめていきます。MNP転出を考える上で、一番気になるのが解約月のプラン料金(Rakuten UN-LIMIT VII)が日割り計算されるのかどうかです。
結論から書くと、楽天モバイルでは、解約月のプラン料金はデータ利用量に応じて請求されるため、日割りにはなりません。
例えば、解約月のデータ利用量が3GB以下であれば、月初でも月末でも同じく1,078円請求されます。そのため、楽天モバイルからMNP転出するのであれば、タイミング的には基本月末がおすすめです。
ただし、MNP転出先の格安SIMが契約初月の日割り請求に対応しておらず、月額のプラン料金が楽天モバイル(3GBまで1,078円)よりも高い場合は、月初に乗り換えた方がお得です。
MNP転出先のプラン料金を良く確認してから、ベストなタイミングを見極めましょう。
一部オプションは日割りされる
楽天モバイルのオプションサービスについては、以下のものはプラン料金と同様、日割り請求の対象外となります。
- 15分(標準)通話かけ放題
- 国際通話かけ放題
- 楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム
上記オプションに関しては、月初・月末どちらの解約でも満額請求されるため、注意しましょう。それ以外のオプションに関しては、日割り請求となるため、いつ解約しても問題ありません。
楽天モバイルからMNP転出するまでの間に使用予定がないオプションは、早めに解約しておきましょう。
なお、楽天モバイルで契約しているオプションは「my 楽天モバイル」アプリの『契約プラン』メニューから確認することができます。
MNP転出前に一度チェックしておくことをおすすめします。
【楽天モバイル】MNP転出による手数料はかかる?
楽天モバイルからMNP転出する際は、手数料も気になるところです。まず、MNP転出手数料は無料です。
2020年11月4日午前8時59分以前は、MNP転出手数料として3,300円が徴収されていましたが、総務省が発表した「MNPガイドライン」に従う形で、現在はほとんどの格安SIMがMNP転出手数料を0円としています。
また、楽天モバイルでは最低利用期間も設けられていないため、契約解除料も発生しません。つまり、楽天モバイルからMNP転出する際は、手数料無料で乗り換えすることができます。
MNP転出先で契約する際の事務手数料を請求される格安SIMは結構ありますので、こちらも良く確認しておきましょう。
【楽天モバイル】MNP転出でSIM返却は必要?
楽天モバイルからMNP転出を決めたなら、SIMカード返却についても確認しておきましょう。楽天モバイルからの解約、もしくはMNP転出した後のSIMカードは以下いずれかの対応を行う必要があります。
- ハサミなどでカットして破棄する
- 楽天モバイルへ返却する
最も簡単な対応は、「ハサミなどでカットして破棄する」です。将来的に楽天モバイルに戻ってくる場合でも、現在のSIMカードは使うことができません。そのため、MNP転出した後は不正利用を防ぐためにも、確実にカットしてから破棄しましょう。
なお、楽天モバイルへ返送する場合は、基本郵送になりますが、送料はユーザー負担となります。少しでもお得にMNP転出したい人は、やはり破棄がおすすめです。
なお、一部公式サイトや楽天モバイルからの解約完了メールには、「返却が必要」との記載が残っていることがあるようですが、こちらは公式から順次修正予定と発表されているため、気にせずに破棄して問題ありません。
まとめ:楽天モバイルからのMNP転出は基本月末がおすすめ!
- 楽天モバイルMNP転出時のプラン料金は日割り計算されない
- 基本的には月末に乗り換えるのがおすすめ
- MNP転出手数料は無料!SIMカードは破棄するのがおすすめ
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIIプランですが、2022年10月をもって、実質無料キャンペーンも終了となり、今まで0円で利用していた人は、MNP転出を考えている人も多いのではないでしょうか。
MNP転出先の格安SIMでは、実質無料で利用できるような魅力的なキャンペーンを多く用意している事業者も多いので、この機会に見直してみるのも良いかもしれませんね。