漫才

2023年のM-1グランプリで準優勝を果たした「ヤーレンズ」の学歴(大学)とコンビとしての経歴をまとめています。

また、「ヤーレンズ」の楢原真樹と出井隼之介の結婚情報や彼女がいるのかどうか?コンビが売れない理由についても掲載していますので、参考にしてください。

「ヤーレンズ」コンビの経歴と賞レース成績を紹介

コンビ結成とコンビ名の由来は?

ヤーレンズは、楢原真樹と出井隼之介によって2011年に結成されたお笑いコンビです。二人はNSC大阪校の28期と29期の出身で、結成前にはそれぞれ別のコンビを組んでいました。

彼らの出会いは「サザン好きが集まるカラオケ会」であり、その時にお互いコンビを解散し次のステップを考えていたところでした。

コンビ結成後の2014年には上京し、活動の拠点を東京に移しました。コンビ名「ヤーレンズ」はサザンオールスターズの曲「YARLEN SHUFFLE ~子羊達へのレクイエム~」に由来しています。

芸風

ヤーレンズの芸風は主に漫才で、楢原がネタ作りを担当しています。彼らの漫才は、雑談を交えながら進められるスタイルで、楢原の適当なボケと出井のツッコミが特徴的です。

結成当初は関西弁を使わず、一歩引いたスタイルの漫才を行っていました。2013年からは雑談系の漫才を行い始め、2019年頃からはコント漫才にも挑戦しています。この変化は「ユルい」「脱力系」と評されることもあります。

特に楢原真樹のおしゃべりを活かした、うざい系の漫才が人気で、ボケを散りばめるセンスが光っているとM-1審査員からも高い評価を受けています。

M-1グランプリ2023で準優勝!賞レース成績は?

ヤーレンズは、複数の賞レースで注目される成績を収めています。M-1グランプリでは、2015年に準々決勝進出、2016年に3回戦進出、2017年に再び準々決勝進出、2022年には準決勝進出という成績を残しています。

そして、M-1グランプリ2023では初めてとなる決勝戦に進出。ファイナリストとして、「ヤーレンズ」と「令和ロマン」「さや香」が最終決戦に進出し、激しい接戦の末、令和ロマンが4票を獲得し、ヤーレンズは3票で惜しくも準優勝となりました。

最後の審査員・松本人志が「令和ロマン」を選ぶまでは、3対3で迎えるという、どちらがおかしくない非常に高いレベルの戦いが繰り広げられました。

惜しくも準優勝という結果に終わりましたが、楢原真樹は個性が強く、強烈なインパクトを残したため、これからテレビでも活躍が期待できる大会だったのではないでしょうか。

その他の賞レースでは、2012年にキングオブコントで準々決勝進出、同年にTHE MANZAIで認定漫才師となり、2014年には第35回ABCお笑いグランプリで準決勝進出、2015年と2020年のマイナビ Laughter Nightチャンピオン大会に本戦進出しています。

「ヤーレンズ」が売れない理由は?

「ヤーレンズ」というお笑いコンビは、業界内では面白い!と評判が高く、特に漫才の技術や台本、演技においては高い評価を受けています。昨年のM-1王者である錦鯉からも絶賛され、SNS上でも話題になっているにもかかわらず、ヤーレンズらが広く認知されていないのはなぜでしょうか。

テレビ出演機会の不足

ヤーレンズはテレビでの露出が比較的少ないことが、彼らの知名度に影響している可能性があります。テレビへの出演が少ないと、一般の視聴者に彼らの存在や才能を知ってもらう機会が減少します。

テレビ出演が芸人の知名度向上において重要な役割を果たす現代において、この点は大きなハンディキャップとなっているのかもしれません。

ヤーレンズは、舞台を中心に活動しているコンビで、2022年に出演した舞台数は368本と言われています。2023年はそれをさらに上回るペースで舞台出演を続けていました。

ただ、だからこそ熟成されたコント漫才に仕上がっているとも言えます。M-1グランプリ2023準優勝で、一気にヤーレンズの魅力が視聴者にも伝わったため、これから一気にテレビ出演の機会も増えてくるかもしれません。

メディア露出のタイミング

ヤーレンズが売れない理由の一つとして、メディアへの露出タイミングが影響している可能性があります。

例えば、彼らがM-1グランプリの敗者復活戦で注目を集めたにもかかわらず、その後のメディア露出が十分でなかったことが、広く知られる機会を逸していると考えられます。メディアへの露出が重要なタイミングで増えないと、ブレイクするチャンスを逃すことになります。

ヤーレンズは、彼らのユニークなスタイルと技術を評価する業界内での評判が高い一方で、一般的な認知度やテレビでの露出がまだ十分ではないため、広い層の視聴者に受け入れられるまでの知名度を得られていないのです。

しかし、彼らの才能と漫才への独自のアプローチは、業界内で高く評価されていることは間違いありません。このため、彼らが大きなブレイクを遂げる可能性は依然として高いと言えます。

特にM-1グランプリ2023では、決勝戦に進出し、最終決戦で令和ロマンと1票差で優勝を逃すという白熱のバトルを繰り広げたため、一気に知名度はアップしたのではないでしょうか。

この後にテレビ出演が増えることで一気に売れるかもしれませんね。

バラエティ番組への適応

ヤーレンズのスタイルは漫才においては非常に魅力的ですが、バラエティ番組などでのフリートークや即興の対応能力がどの程度なのかはまだ未知数です。

バラエティ番組における活躍が芸人の知名度を高める重要な要素であるため、この分野での彼らの実力が今後のキャリアに大きく影響する可能性があります。

ただし、M-1グランプリ2023では、審査員とも軽快なフリートークを繰り広げていたため、今後バラエティ番組でも活躍が期待されます。特に楢原真樹の個性が強烈なため、各番組で重宝されそうです。

独特のスタイル

ヤーレンズの漫才は、本題に入る前の雑談風のネタ展開が特徴的であり、これが彼らの面白さの一つとされています。

しかし、このスタイルは一般的な漫才の形式から逸脱しており、一部の視聴者には受け入れがたい可能性があります。伝統的な漫才の形式を好む視聴者からは、彼らのスタイルが奇抜すぎると捉えられることがあるかもしれません。

芸人からの評価が高いが一般受けとのギャップ

ヤーレンズは芸人からの評価が非常に高く、「技術、台本、演技、すべてが面白い」と評されるほどです。しかし、芸人間での評価が高いことが必ずしも一般視聴者に受け入れられるとは限りません。

業界内での評判と一般受けとの間にはギャップが存在することが、彼らのより大きなブレイクに繋がっていない理由の一つかもしれません。

ファン層の構築

ヤーレンズは、特に業界内や一部のお笑いファンの間で高い評価を得ていますが、幅広い層のファンを獲得するにはさらなる努力が必要です。彼らのユニークなスタイルと個性が、より多くの人々に認識され、愛されることが、彼らのブレイクには不可欠です。

「ヤーレンズ」出井隼之介のプロフィール!学歴は?結婚や彼女は?

出井隼之介の学歴と経歴

芸名 出井隼之介 (でいじゅうのすけ)
本名 芸名と同じ
生年月日 1987年3月2日
出身地 神奈川県横浜市
結婚 未婚

出井さんは甲南大学に入学しましたが、約1年で中退しています。大学生活において、特に楽しさを見つけることができず、やりたいこともなく、勉強も得意ではなかったため、芸人の道を選ぶことにしました。

彼はNSC大阪校に29期生として入校し、その後、芸人としてのキャリアをスタートさせました。初期には「セカンドギア」や「スクランブルハネムーン」といったコンビを組みましたが、後に解散し、楢原真樹さんと「ヤーレンズ」を結成しました。

出井隼之介の結婚や彼女は?

お笑いコンビ「ヤーレンズ」の出井隼之介さんは現在36歳で、まだ結婚はしていませんが、彼女がいたことが知られています。ファンの方がトークライブなどで聞いたという情報があります。

出井さんの過去の彼女は、背が低く童顔でありながら、豊満なバストを持つという、魅力を兼ね備えていたようです。しかし、出井さん自身は「胸が大きい女性が好き」というわけではなく、偶然好きになった女性がそのような特徴を持っていたと語っています。

この関係は、出井さんが愛情表現を控えめにする傾向にあったため、彼女のメンヘラ(精神的に不安定な)傾向についていけずに終わったとされています。

出井さんは、日本男児として過剰な愛情表現をしないことを美徳と考えていたようですが、その結果、彼女との関係は破綻に至ったようです。

「ヤーレンズ」の出井隼之介さんは自身のXプロフィールに「今年は変えるぜ人生!」との意気込みを示しており、今後の活躍や私生活の変化にも期待が集まっています。

「M-1グランプリ2023」決勝進出を果たしたことで、今後の人気上昇が予想され、出井隼之介さんの私生活にも変化が生じるかもしれませんね!

「ヤーレンズ」楢原真樹のプロフィール!学歴は?結婚や彼女は?

楢原真樹の学歴と経歴

芸名 楢原真樹 (なおはらまさき)
本名 芸名と同じ
生年月日 1986年11月17日
出身地 大阪府池田市
結婚 未婚

楢原さんは大阪府出身で、中学校、高校、そして大学に関する情報は明確ではありませんが、彼の出身地から推測すると、大阪府の公立学校に通っていた可能性が高いです。大学受験に失敗し、その後浪人生活を送っていたという話もありますが、詳細は不明です。

楢原さんが芸人の道を選んだのは、大学受験に失敗した後、母親の提案によるものでした。NSC大阪校に28期生として入校し、そこで芸人としてのキャリアをスタートさせました。

NSC時代の同期には稲田直樹(アインシュタイン)、すゑひろがりずなどがいます。NSC卒業後、楢原さんは「すいっちひった~」というコンビを結成しましたが、その後解散し、現在のパートナーである出井隼之介さんと「ヤーレンズ」を結成しました。

楢原真樹の結婚や彼女は?

楢原さんの私生活に関する情報は限られています。公開されている情報からは、彼の結婚や恋人についての詳細は明らかにされていません。

彼は芸能界でのキャリアに専念しており、その私生活は公の目からは遠ざけられています。これは、彼が自身のプライバシーを大切にしているからかもしれません。

まとめ

ヤーレンズは、その才能と個性的な漫才スタイルにより、お笑い業界内で高い評価を受けています。

しかし、一般的な認知度の向上やバラエティ番組での活躍といった面での成長が、彼らのより大きな成功に繋がるでしょう。今後、彼らがどのようにキャリアを築いていくかは非常に楽しみです。

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