マイナンバーカードの発行と消費活性化を目的に推進されている政府のマイナポイント事業。利用者数が圧倒的に多い楽天カードでの予約・登録を考えている人も多いと思います。
でも、楽天カードと楽天ペイ(楽天Pay)どっちがお得なのか疑問に思っている人も多いはず!ということで、今回は2つのキャッシュレス決済サービスの違いとケース別のおすすめを解説していきます。ついでに楽天Edyについても触れていますので、参考にしてください。
楽天カードと楽天ペイでもらえるポイントを比較!
キャッシュレス決済サービス | ポイント還元率 |
---|---|
楽天カード | 最大26% |
楽天ペイ | 最大29% |
楽天Edy | 最大26% |
マイナポイント事業では、キャッシュレス決済サービスで2万円ぶんのチャージ、または利用することで1人上限5,000円ぶん(還元率25%)のポイント還元を受けられます。
楽天カードと楽天ペイでは楽天ポイントでの還元となり、楽天EdyはEdyが付与されます。いずれも上限5,000円ぶん(還元率25%)が付与されることは変わりません。
あとはそれぞれのキャッシュレス決済サービスが独自に付与するポイントの違いとなりますが、単純に還元率だけで考えると楽天ペイがお得です!
ただし、その違いはたったの3%となっていますので、用途に応じて使い分けるのが良さそうです。次にそれぞれのキャッシュレス決済サービスの特徴や、こんな人におすすめ!というケースを紹介していきます。
楽天カードは最大26%の還元!使える場所が多い
- 楽天カードの利用金額に対して25%還元(上限5,000円ぶんの楽天ポイント)
- 楽天カード利用で1%還元
- 還元されるのは楽天ポイント
楽天カードは、利用金額に対して、25%の楽天ポイントが還元(上限5,000円ぶん)されます。また、通常楽天カードを利用することで得られるポイント1%も加算されるため、合計で26%の還元を得られます。
楽天カードを選択するメリットとしては、何と言っても利用できる場所が多いということ!ネットショッピングやコンビニでの買い物はもちろん、税金の支払いにも楽天カードは使用できます。
カードを利用できる所なら、どこでも決済できるため、上限5,000円ぶんの楽天ポイントをもらうための、楽天カード2万円利用も比較的簡単に条件を達成できると思います。
楽天ペイや楽天Edyは使える場所が限られますので、普段使いで自然とマイナポイントをゲットしたい!という人には楽天カードがおすすめです。
楽天ペイは最大29%還元!還元率なら一番お得
- 楽天ペイの利用金額に対して25%還元(上限5,000円ぶんのポイント)
- 楽天カードチャージで0.5%還元
- 楽天ペイ(楽天キャッシュ)利用で3.5%還元
- 還元されるのは楽天ポイント
- 楽天ポイント(期限限定含む)もマイナポイント対象になる
楽天ペイも利用金額に対して、25%の楽天ポイントが還元(上限5,000円ぶん)されます。一番のメリットは最大29%のポイント還元が受けられること!楽天カードを利用するよりも3%ぶんだけお得になります。
条件としては、一度楽天カードで楽天ペイにチャージを行い、楽天キャッシュ払いをすることで、1.5%の還元とキャンペーンポイントで2.5%の還元を受けられます。チャージをせずに、楽天カードで直払いをすると、マイナポイント25%+楽天カード利用1%+キャンペーンポイント2.5%で合計28.5%しか還元を受けられないため、注意しましょう。
また、楽天ペイを選択するもう一つのメリットとして、楽天ポイントを使用した支払いも対象になるということです。こちらは楽天カードによるチャージがないため、28.5%の還元になってしまいますが、普段楽天ポイントを貯めている方には嬉しい特典です。
デメリットとして、楽天ペイは使用できる場所が限られます。マイナポイント付与期間である2021年3月31日までに2万円使い切れそうにない人は、楽天カードを選ぶ選択肢もありでしょう。
楽天ペイは一番オトクな還元率が欲しい人、楽天ポイントを使った支払いをしたい人におすすめです。
楽天Edyは最大26%の還元!子供におすすめ
- 楽天Edyのチャージ金額に対して25%還元(上限5,000円ぶんのEdy)
- 楽天カードによるチャージで0.5%還元(楽天ポイント)
- 楽天Edy利用で0.5%還元(Edy)
楽天Edyは、チャージ金額に対して25%のEdyが還元(上限5,000円ぶん)されます。さらに楽天カードによるチャージで楽天ポイント0.5%還元、楽天Edy利用でEdy0.5%還元されるため、合計26%の還元を受けることができます。
楽天Edyを選択するメリットとしては、チャージさえすれば、25%の還元を受けられるため、楽天カードや楽天ペイのように無理に買い物をする必要はありません。実際に楽天Edyを使用するのはマイナポイント付与期間後でもOKです。
また、楽天Edyはプリペイド型の電子マネーのため、年齢制限がありません。そのため、未成年の子どもがマイナポイントを受け取るなら、楽天Edyを選ぶのも良いでしょう。
楽天Edyはチャージだけでお手軽にマイナポイント還元を受けたい人、子どもがいるご家庭におすすめです。
マイナポイントとは?
- 2万円分のキャッシュレス決済サービス利用に対して上限5000円ぶん還元される(25%還元)
- 事前にマイナンバーカード発行、キャッシュレス決済サービス選択が必要
- ポイント付与対象期間は2020年9月1日~2021年3月31日まで
そもそもマイナポイントとは?ということで簡単に解説しておきます。マイナポイントはマイナンバーカード普及促進と消費活性化を目的に政府が推し進める事業で、キャッシュレス決済サービス利用で、25%ぶんの還元(上限5,000円ぶん)を受けることができます。
マイナポイント付与対象期間は2021年3月31日までとなっているため、それまでにマイナンバーカードの登録、マイナポイントの予約、キャッシュレス決済サービスの選択・利用が必要になってきます。
マイナポイントの詳細については、以下の記事で詳しく解説していますので、事前によく確認しておきましょう!
⇒マイナポイントとはお得?上限金額や子供は対象?申請方法を解説!
まとめ:ケースに応じて選択しよう
- 楽天カードは使える場所が多い!普段使いの人におすすめ
- 楽天ペイは還元率が一番高い!楽天ポイント使いたい人にもおすすめ
- 楽天EdyはチャージするだけでOK!子供がいる家庭にもおすすめ
マイナポイント事業ですが、まだまだ期間に余裕があると思っって後回しにしておくと、期間に間に合わなかった・・・なんてことにもなりかねません。
特にマイナンバーカードの発行に1ヶ月程度かかるのが厄介で、マイナポイント終了間際になると、申込み殺到でさらに遅れることも予想されます。今のうちにいつでもキャッシュレス決済サービスを利用できるよう準備が大事です。
楽天のサービスの中では、楽天カード・楽天ペイ・楽天Edyの中から選ぶことになりますが、どれも一長一短でこれがベストというものはありません。
それぞれの生活スタイルによってベストな選択肢が変わってくるかと思いますので、上記のケースを参考により良いキャッシュレス選択サービスを見つけてくださいね♪