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NTTドコモが発表した新料金プラン「ahamo(アハモ)」の評判が良いです。Docomoの回線を使用でき、月額2,980円で20GB利用できるのが最大の魅力!

そこで今回は「ahamo(アハモ)」の最大のライバルとなるであろうUQモバイル(UQ mobile)、ワイモバイル(Y!mobile)、楽天モバイルと月額料金や通信速度、サービスなどを徹底比較してみました。

ahamo(アハモ)の基本情報、概要

月額料金 3,278円(税込)
データ通信容量 20GB/月
通信速度 ドコモの4G/5Gネットワーク
超過時通信速度 1Mbps
通話料 5分以内の国内通話無料
手続き・契約 オンラインのみ
契約事務手数料
機種変更手数料
MNP転出手数料
0円(無料)
いつから 2021年3月

まずは他社と比較する前に、ahamo(アハモ)の基本情報、概要を確認しておきましょう。気になる月額料金は2,980円で1ヶ月のデータ通信容量は20GBとなっており、この情報だけを見ると、他社の格安SIMと比較しても、安いといった印象はありません。

注目すべきポイントは、ドコモ(Docomo)のメインブランドとしてサービスが提供されていること。

どうしてもドコモ(Docomo)やau、ソフトバンク(Softbak)の3大キャリアから乗り換えると、通信速度の面で不安が伴いますが、ahamo(アハモ)の場合は、ドコモの4G/5Gネットワークをそのまま使うことができます。

キャリアメールを使えない、契約・手続方法がオンラインのみなどデメリットはありますが、auやソフトバンク(Softbak)のサブブランドとして提供されているUQモバイル(UQ mobile)、ワイモバイル(Y!mobile)とは安心感の面で大きな差があります。

第4の携帯通信事業者として登場した楽天モバイルは、スペック面ではahamo(アハモ)に負けていませんが、どうしても通話や通信がつながらないエリアが多いなど、ネットワーク整備の面で不安点を抱えています。

これらのポイントに注目しながら、ahamo(アハモ)と格安スマホのUQモバイル(UQ mobile)、ワイモバイル(Y!mobile)、楽天モバイルを詳細に徹底比較していきましょう!

月額料金を比較

キャリア 月額料金 割引サービス
ahamo(アハモ) 2,980円 なし
UQモバイル
「スマホプランV」
3,980円 家族割で3,480円
ワイモバイル
「シンプル20」
4,480円 なし
楽天モバイル 2,980円 なし

まずはahamo(アハモ)の月額料金プランをUQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイルの競合3社と比較してみましょう。

auのサブブランドとなるUQモバイルは、2021年2月以降に月間データ容量20GBで利用できるプラン「スマホプランV」を提供開始予定ですが、月額料金は家族割を適用しても、ahamo(アハモ)の方が500円安いです。

また、ソフトバンクのサブブランドとなるY!mobileは、同じく月間20GBまで利用できるプラン「シンプル20」を2020年12月下旬に提供開始することを発表していますが、月額料金は4,480円となっており、ahamo(アハモ)の方が1,500円も安いです。

ワイモバイルの「シンプル20」は「新規割」や「家族割」といった、他のプランでは適用できていた割引が一切適用できないため、割高の印象です。

どちらもahamo(アハモ)よりも単純な月額料金の点で負けているため、今後価格改定をしてくる可能性も高そうです。

一方、楽天モバイルはahamo(アハモ)と同じ月額2,980円となっており、今ならプラン料金1年無料も付いているため、単純に携帯電話の月額料金を安くしたい!という人は、楽天モバイルがおすすめです。

通信速度を比較

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キャリア 通信速度 制限時速度
ahamo(アハモ) ドコモの5G・4G利用で速い 最大1Mbps
UQモバイル
「スマホプランV」
格安SIMの中では速い 最大1Mbps
ワイモバイル
「シンプル20」
格安SIMの中では速い 最大1Mbps
楽天モバイル 楽天モバイルの5G・4G利用で普通
※楽天回線エリア外はauパートナー回線につながる
最大1Mbps

続いて気になるデータ通信速度の比較ですが、ahamo(アハモ)はメインブランドとなるドコモの5G・4Gネットワーク回線を使えるため、速いです。

格安SIMに乗り換えた人の多くが持つ感想として、

「ネットワーク通信速度が遅くなった」
「昼間や夕方の混雑する時間でつながらない」

といったことがahamo(アハモ)では少なく、安定してデータ通信を利用できるのが魅力です。

UQ mobileやY!mobileは格安スマホの中では通信速度が早く、3大キャリアの品質に近い感じで利用できますが、やはりメインブランドの回線と比較すると、安定感で劣ります。また、まだ対応エリアは少ないものの、5Gに対応していないのもマイナスポイントです。

楽天mobileは、自社の5G・4G回線を使っていますが、まだまだ全国的には対象エリアが狭く、エリア内でもつながりにくかったり、通信が途切れてしまったりと、3大キャリアと比較すると、安定面では劣ります。

また、楽天回線エリア外ではauのパートナー回線に接続してしまうため、UQモバイルやワイモバイルと変わらない格安SIMのデータ通信品質になってしまうのが欠点です。

通信速度で携帯電話会社を選ぶなら、ahamo(アハモ)が一押しです。

国内無料通話時間を比較

キャリア 通話料 オプション
ahamo(アハモ) 1回5分以内無料 なし
UQモバイル
「スマホプランV」
無料通話なし 700円追加で1回10分以内通話料無料
ワイモバイル
「シンプル20」
1回10分以内無料 なし
楽天モバイル 専用Rakuten Linkアプリ使用で無料かけ放題 なし

各社が提供するプランの中に通話料無料が付いているかを比較していきます。ahamo(アハモ)は1回5分以内の国内通話なら無料になります。

5分を長いと見るか、短いと見るかは個人差がありますが、普段LineやSMSなどのやり取りがメインで、ほとんど電話をかけることがない人は、1回5分以内通話で十分です。

UQモバイルは「スマホプランV」の中に無料通話のサービスは含まれていませんが、オプションで月額料金に700円追加することで、1回10分以内の通話料が無料になります。700円は結構大きな差になるため、通話が多い人にはUQモバイルはおすすめできません。

楽天モバイルは「Rakuten Link」という専用アプリを使用することで、通話先が携帯電話でも固定電話でも無料かけ放題でりようできます。

通話品質も悪くないため、長電話が多く、通話料メインで考えている人は、楽天モバイルがおすすめです。1回の通話が短い人は、ahamo(アハモ)か、ワイモバイルでも十分ですね♪

なお、オプションは「1回○分以内通話無料」の項目にのみ絞って掲載しています。中には「月○分まで無料」や、「24時間かけ放題」のオプションを用意している携帯電話会社もあるため、気になる人は公式ページをチェックしましょう。

各種手数料を比較

キャッシュレス決済

キャリア 事務手数料 MNP転出手数料
ahamo(アハモ) 無料 無料
UQモバイル
「スマホプランV」
無料
※2021年2月以降予定
無料
※2021年2月以降予定
ワイモバイル
「シンプル20」
無料
※2021年春予定
無料
※2021年春予定
楽天モバイル 無料 無料

新規契約や機種変更、MNP転出などの各種事務手数料ですが、ahamo(アハモ)は完全無料となっています。総務省のガイドラインに従った形で、サービスを開始するようです。

UQモバイルとワイモバイルは、現在各種手数料が3,000円かかりますが、UQ mobileは2021年2月以降、Y!mobileは2021年春に手数料が無料になる予定です。

楽天モバイルはすでに各種手数料が撤廃されており、各種手数料の点では、各社同じ条件になります。

契約・手続方法を比較

キャリア 手続方法
ahamo(アハモ) オンラインのみ
UQモバイル
「スマホプランV」
オンラインと実店舗
ワイモバイル
「シンプル20」
オンラインと実店舗
楽天モバイル オンラインと実店舗

最後に契約・手続き方法の比較ですが、ahamo(アハモ)はオンラインのみでの受付となっており、店頭・実店舗で申し込むことはできません。

店頭・実店舗での申込みを受け付けていないからこそ、人件費を削減でき、ドコモのメインブランドのまま、格安の料金プランを提供できていると言えそうです。

一方、UQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイルの3社はオンラインと実店舗どちらでも申し込みをすることが可能です。

現在はオンラインでの新規契約・MNP乗り換え契約も簡単になってきていますが、店頭・実店舗でスタッフに分からないことを聞きながら、手続きをしたい人にはahamo(アハモ)はおすすめできません。

ahamo(アハモ)を利用しているユーザーにとっては、スマホ故障や設定が上手くいかないなど、契約後のトラブルが発生した時に、ドコモショップや実店舗で一切対応してくれないのかどうかが気になる所です。

まとめ:総合的に考えてahamo(アハモ)はコスパ高し!

本日のおとく情報
  • ahamo(アハモ)はドコモの4G・5G回線を使えるのが魅力
  • 月額料金はUQモバイルやワイモバイルより安い
  • 申し込み手続きがオンラインのみが欠点

スマホ業界に衝撃を与えたNTTドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」。UQモバイルやワイモバイルの格安SIM会社と変わらない(むしろ安い)月額料金でありながら、メインブランドのDocomoの4G・5G回線を使えるのが魅力です。

また、「ahamo(アハモ)」は余計な条件や割引オプションが含まれていないシンプルなプランであることも、これだけユーザーから受け入れられている理由と言えそうです。

「ahamo(アハモ)」の後に発表したauの新料金プランが、複数の割引を適用しないと安くならない仕組みで、大炎上したのは記憶に新しいところ。

「au 9350円」や「au解約」「さよならau」など、auからの乗り換えを示唆するワードがTwitterのトレンド入りして賑わっていました。

別にユーザーを騙しているわけではないんでしょうが、複雑な条件付きで携帯電話の料金を安く見せる仕組みには、みんなウンザリしているんでしょうね。

シンプルで分かりやすい!品質も大手メインブランドのドコモと変わらないという、時代のニーズにあった新料金プランを打ち出してきた「ahamo(アハモ)」。

サービス開始は2021年3月からとなりますが、今ならdポイントを獲得できる先行エントリーキャンペーンを行っているため、この機会に乗り換えを検討するのも良いかもしれませんね。