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プロ野球の中日ドラゴンズに新外国人・助っ人として加入することになったアリスティデス・アキーノ・ヌニェスの年度別の年俸推移と成績情報をまとめています。

また、中日在籍時の背番号やプロフィールについてもまとめていますので、ファンの人は必見です。

【中日】アキーノのプロフィール!どんな選手で背番号は?

名前 アリスティデス・アキーノ・ヌニェス
国籍 ドミニカ共和国
生年月日 1994年4月22日
年齢 28歳(2022年12月時点)
身長 195cm
体重 108kg
左右 右投げ右打ち
ポジション 外野
背番号 未定

2023年に新外国人として中日ドラゴンズに加入することになったアキーノは、2011年にシンシナティ・レッズとマイナー契約。その後、マイナーで経験を積み、2018年にメジャーデビューを果たした選手です。

その魅力は何と言っても長打力と強肩!今季2022年に米大リーグのレッズで本塁打10本を打っており、メジャーリーグ通算では41本塁打を記録しています。2022年貧打に苦しんだ中日ドラゴンズ待望の長距離砲として期待がかかります。

また、アキーノは強肩っぷりでも評価が高い選手です。ポジションは外野手となりますが、アメリカの大リーグではたびたびレーザービームで捕殺を記録しており、99マイル(約159.3キロ)の強肩を披露したとして話題にも上がっていました。

まずは守備を重視するという立浪監督の構想にもマッチする選手となっており、広いナゴヤドームでも高い守備力に期待が持てそうです。

年齢的にも28歳(2022年12月時点)と若いため、若返りを図っている中日ドラゴンズにとっては、これ以上ない助っ人となりました。なお、中日ドラゴンズにおける背番号は未定となっています。

【中日】アキーノの年度別年俸推移

年度 年俸 所属
2018年 54.5万ドル レッズ
2019年 55.5万ドル レッズ
2020年 20.2万ドル レッズ
2021年 57.5万ドル レッズ
2022年 不明 レッズ
2023年 120万ドル+出来高30万ドル 中日

米大リーグメジャーに昇格後のアキーノの年俸推移をまとめてみました。初の大リーグ昇格となった2018年の年俸は54.5万ドルでしたが、その後は大きな昇給もなく、日本プロ野球における大台(1億円)突破はありませんでした。

そして、2023年中日ドラゴンズとは、年俸120万ドル、出来高30万ドルで契約と推定されています。現在、日本は円安のため、1ドル140円として計算すると年俸1億6,800万円、出来高4,200万円になります。

これまでのレッズ時代のアキーノの年俸と比べると、かなり高い金額となっているため、本人にとっても良い契約となったのではないでしょうか。

【中日】アキーノの年度別成績

年度 試合 打率 HR 打点 安打 盗塁 OPS
2018 1 .000 0 0 0 0 .000
2019 56 .259 19 47 53 7 .891
2020 23 .170 2 8 8 1 .623
2021 84 .190 10 23 33 2 .707
2022 80 .197 10 30 51 2 .609
通算 244 .211 41 108 145 12 .719

続いて、アキーノのMLBでの年度別成績をまとめてみました。アキーノは2018年に待望のメジャーデビューを飾りましたが、出場した試合は1試合のみでした。そのため、本格的なデビューを果たしたのは2019年です。

2019年は4試合連続本塁打や、10試合で計7初の本塁打を量産!打率も.259を残すなど、将来を嘱望されている選手でした。しかし、その後は2年目のジンクスにもぶち当たり、低迷。

本塁打こそ、直近で2年連続で2桁本塁打を記録しているものの、打率は3年連続で1割台に低迷しています。

日本でも三振を量産する扇風機になってしまわないか、心配が残るところですが、2022年は3Aでは打率.312を残しています。立浪監督が直々に視察して、スカウトしてきた助っ人外国人だけに、日本のプロ野球に適応できる何かが見えたのかもしれません。

性格的にも日本の野球に順応しようとする姿勢が見られるようなので、否が応でも期待が高まります。

【中日】中日ではどこの守備になる?

アキーノの守備ポジションは外野手となっており、レフト・センター・ライトどこでも守れるようです。しかし、立浪監督としてはライトのポジションでの起用を考えているようです。

ライトと言えば、3塁や本塁に突入する走者の捕殺のために、強肩の外野手を配置するのが定石となっていますが、アキーノは米大リーグでもたびたび強肩っぷりが話題になっている選手で、立浪監督も「肩は岡林以上」と評価しています。

アキーノがライトに配置されるとなると、2022年にライトの守備に就くことが多かった岡林はセンターへ。近年、肩の衰えが指摘されている大島はレフトへと配置されることになりそうです。

大島・岡林どちらもゴールデングラブ賞を受賞したことがある名手で、そこにアキーノが加わるとなれば、中日ドラゴンズの外野陣は鉄壁と言えそうです。

外野にはブレークの兆しを見せる鵜飼や、中日に復帰することになったアルモンテなどが控えており、2023年の中日の外野は層が厚くなりそうです。

まとめ:アキーノは新4番候補として期待!

2023年に中日ドラゴンズの助っ人新外国人として加入することになったアキーノですが、中日としては待望の長距離砲ということで、ビシエドに代わる新4番候補として期待が持てそうです。

ビシエドは4番向きの選手ではなかったため、アキーノが4番に固定されて、ビシエドや石川昂弥がクリーンナップに加わるようになれば、得点力アップ間違いなしですね!

最近の中日は助っ人外国人と言っても年俸1億円未満で、どちらかというと将来性期待の選手が多かったですが、アキーノに関しては米大リーグでの実績もまずまず。久しぶりの大型助っ人と言えそうです。

2022年の中日ドラゴンズのオフは涌井投手と阿部選手、京田選手と砂田選手のトレードなど、チームの改革を一気に推し進めている印象があります。

確実にチームに足りないピースを埋めていっている気がするので、2023年のシーズンには大いに期待が持てそうです。